Bjørnar Andresen
(b) Norway; 1945-2004
last updated: 22 June 2007
as a co-leader:
Rock / Bayashi (2004/2005; Jazzaway; JARCD 007)
Vidar Johansen (sax, bcl, fl)
Bjørnar Andresen (b)
Thomas Strønen (ds, per)
フリージャズのライブ録音をリリースするスウェーデン Ayler Records からのデビュー作 "Help Is On Its Way" (2003) に続くセカンドアルバム。オスロ市内のカフェ兼ジャズクラブでのライブ録音。2004年5月19日のこの演奏は、同年10月に急逝した Bjørnar Andresen の最後のライブ演奏だという。その Bjørnar Andresen はほとんど普通にはベースを弾いておらず、どちらかというとぎゅいぎゅいと引っ掻いているが、その音がターンテーブルでレコードをスクラッチするあの音に似ているようで面白い。出だしなどかなりの手数で叩く Thomas Strønen は、静かにになると非西洋的とも言える間合いで鳴り物を叩き、一瞬「笛」のように聞こえる Vidar Johansen のフルートと相まって妙に東洋的な場面も。それぞれ異なるバックグラウンドを持つ異なる世代のミュージシャンによるユニークなトリオだが、これが最後の作品になるだろう。とても残念だ。 (2005/11/20)
Life Is A Beautiful Monster / Crimetime Orchestra feat. Bjørnar Andresen (2004; Jazzaway; JARCD 009)
Vidar Johansen (ts)
Jon Klette (as)
Kjetil Møster (ts)
Øyvind Brække (tb)
Sjur Miljeteig (tp)
Anders Hana (g)
Bugge Wesseltoft (synth, effects)
Inbebrigt Håker Flaten (el-b)
Paal Nilssen-Love (ds, per)
Bjørnar Andresen (double-b, effects)
* datails >> pick-up 2005 Vol. 4 (2005/04/07)
Samsa'ra / Samsa'ra (2003; Jazzland; 0044003826526)
Bjørnar Andresen (ac-b, effects)
Bugge Wesseltoft (p, prophet 5)
Paal Nilssen-Love (ds, per)
3世代のノルウェー人ミュージシャンによるトリオ Samsa'ra の初めてのアルバムで、Jazzland レーベルにこれまでなかったインプロ作品となっている。60年代から活動している Bjørnar Andresen と 1974年生まれの Paal Nilssen-Love はこれまで3枚のアルバムでの共演があり、こういう即興演奏を最も得意とするプレイヤー。そこへ加わるのがこれまでこういう作品に参加していた記憶がない Bugge Wesseltoft (1964年生まれ)。鋭い音を叩き出す Bjørnar Andresen と Paal Nilssen-Love に対し、Bugge Wesseltoft はある意味いつもと同様きれいな音で、ただし非常にミニマルな演奏で受けて立つという印象。Bugge Wesseltoft の音とその音の出るタイミングの丸さがこの種のインプロ物では珍しいような気がし、それがこのユニットの特徴になっているかもしれない。アグレッシブな部分もあるけれど、全体としては非常に静かでクールな印象を受ける即興演奏。2002年5月、Bugges Room での録音。ユニット名はサンスクリットで「輪廻(転生)」の意。 (2004/01/11)
Help Is On Its Way / Bayashi (2003; Ayler; aylCD-053)
Vidar Johansen (ts. bcl, fl)
Bjørnar Andresen (b)
Thomas Strønen (ds)
Ayler Records はフリージャズのライブレコーディングを専門とするスウェーデンのレーベル。3世代にまたがる Bayashi なるノルウェーのトリオによるこのアルバムは、2001年8月オスロでのライブの模様をおさめたもの。60年代から活動するベテラン Bjørnar Andresen はフリーフォームな演奏を得意とするベーシスト、1953年生まれでどちらかというとフリー系ではないオーソドックスなプレイヤー Vidar Johansen と、1973年生まれでパーカッショニスト寄りの軽やかで細かい演奏が特徴の、この世代では一番の個性派 Thomas Strønen 。演奏は恐らくかなりフリーフォームな演奏なのだけれど、Vidar Johansen が結構「普通」の音で落ち着いた滑らかなフレーズを吹くため、音楽全体も普通に聴きやく、こんなに心地よいフリージャズもあるのかと思うほど。静かになったときの Thomas Strønen の演奏が非常に面白い。 (2004/03/31)
Mind The Gap / Jon Eberson, Bjørnar Andresen, Paal Nilssen-Love (2001; Curling Legs; CD 66)
Jon Eberson (el-g)
Bjørnar Andresen (ac-b)
Paal Nilssen-Love (ds)
ノルウェーのベテランギタリスト Jon Eberson はどちらかというとファンキーな路線のギタリストだと思っていたのでこのトリオ編成による即興演奏にはちょっと驚いた。かなり長め(6分半〜20分)の曲が5曲。Jon Eberson の暖色系のギターの音や歪み方はいつもと変わらないないけれど、後ろから恐るべき手数で迫る(若い)Paal Nilssen-Love に煽られてテンションが高い。Paal Nilssen-Love とはいくつか共演アルバムがあるベテランベーシスト Bjørnar Andresen はその2人の勢いに乗るようでいてコントロールもしているかのような演奏。フリーフォームな演奏だけれど決してドシャメシャになないところは Jon Eberson ならでは、演奏はホットでもどこかクールで、暑苦しくならないのは北欧ならではかも。(2002/09/11)
Egne Hoder / Bjørnar Andresen, Svein Finnerud, Paal Nilssen-Love (2000; BP; 00008)
Bjørnar Andresen (double-b)
Svein Finnerud (p)
Paal Nilssen-Love (ds, per)
もともとベテランベーシストの Bjørnar Andresen と若いドラマー Paal Nilssen-Love のデュオとして始まり、後に他のミュージシャンとのセッションにも広がったプロジェクト。ここに参加している Svein Finnerud は Bjørnar Andresen の半世紀以上(!)もの間の親友で、このアルバムのリリースを待たずして2000年6月に亡くなっている。アルバムは4曲からなり、1曲目はドラムとベースの短い曲、2曲目はベースとドラムによるデュオ、3曲目は3人による演奏、そして4曲目は27分近いベースとドラムのデュオという構成。どれも空間をたっぷり残した、どちらかというとわりと静かな部類に入るインプロヴィゼーション。リードするのは全曲を通して演奏している Bjørnar Andresen 、ナチュラルな低音で、ベースで何かをつづるようにとつとつとメロディーを奏でている。 Svein Finnerud のピアノはこのアルバムの中で、特に Bjørnar Andresen とのデュオの曲でひときわ鮮明。アルバムに載っている Bjørnar Andresen と Paal Nilssen-Love 2人だけの写真も、そして音もやはり少し寂しげな気がするのは気のせいだろうか。 (2002/08/18)
March 28th 1999 / Quintet (1999; BP; 99002)
Carl Magnus Neumann (as)
Ketil Gutvik (g)
Paal Nilssen-Love (ds)
Bjørnar Andresen (double-b)
Eivind Opsvik (double-b)
1996年結成の Ketil Gutvik, Paal Nilssen-Love, Eivind Opsvik の若い3人による "Plusthree" というトリオに、 10 年以上シーンから遠ざかっていた名手 Carl Magnus "Calle" Neumann (b. 1944) を加え、その Calle Neumann に誘われてリハーサルを見物に来たもう1人のベテラン Bjørnar Andresen がそのままグループに加わったのがこの The Quintet。アルバムタイトルの日、Vossajazz というフェスティバルでのライブ録音。70分におよぶ演奏は途中40分過ぎのところで切れる2曲の構成だけれど、このアルバムではライブをそのまま収録、10分毎にカウンターだけがリセットされる。恐らく全くフリーフォーマットの演奏で、ドラムがどんどこという少しジャズ的でないビートを様々に変化させつつも確実に音楽を前進させていて、左右で別々のことをしている2本のベースの動きも面白く、それにギターとアルトサックスが自由にフレーズを載せていく。映画か、ドキュメンタリーでも見ているかのようなライブ録音。面白い。 (2002/08/12)
as a sideman:
Preachers - the Unreleased Works 1969-1980 / Svein Finnerud Trio (2007; Plastic Strip; PSPCD 702) (2007/06/22)
Pathfinder / Jazzmob (2003; Jazzaway; JARCD001) (2005/11/05)
Terje Rypdal / Terje Rypdal (1971; ECM 1016)