Roger Arntzen
(b) Norway
last updated: 24 February 2010
● ライブ: Morten Qvenild with guests @ Smeltehytta / Kongsberg Jazzfestival (3 July 2008)
● ライブレポート: In The Country @ Kongsberg Kino / Kongsberg Jazzfestival (7 July 2006)
● ライブレポート: in the country @ Rockefeller / Oslo Jazzfestival (14 August 2004)
as a co-leader:
Whiteout / In The Country (2009; Rune Grammofon; RCD2086)
Morten Qvenild (grand p, synth, rhods, progrramming, vo)
Roger Arnzen (double b, vo)
Pål Hausken (ds, cynacord percuter, per, vo)
Andreas Mjøs (g, vib, mar, vln, programming, per)2007年7月に地元 Kongsberg のジャズフェスティバルで、ノルウェー国内で最も権威あるジャズ賞の1つ DnBNOR Prisen を受賞した Morten Qvenild が、翌年2008年の同フェスティバルのステージで受賞記念の委嘱作品として発表した楽曲をまとめた作品で、トリオ In The Country の3作目。当初の公演は In The Country のメンバーを起用しながらも Andreas Mjøs を加えたカルテットとして構想されたもので、ピアノトリオとヴィブラフォンの音などがよく合っている。 また Andreas Mjøs は、共同プロデューサーとしても In The Country の持つ独特の繊細な音をよく引き出している。ストーリーを感じさせる楽曲も、少し風変わりなメロディーも、アコースティック/エレクトリック織りまぜたカラフルな音色の演奏もよいが、アルバム全体を通しての大きな流れ、もしくは柱のようなものがなく、少し散漫な印象を受ける。プレミア公演を含めライブで数回披露された際は Susanna Wallumrød が一部でゲスト参加し、Morten Qvenild とのデュオ Magical Orchestra とは異なる動きのある歌を歌った場面がハイライトだったが、レコーディングに際しこのパートが外された、というのはとても大きい。(2010/02/24)
Losing Stones, Collecting Bones / In The Country (2006; Rune Grammofon; RCD2059) (2006/12/05)
Morten Qvenild (grand p, celesta, harmonium, hammond organ, vo)
Roger Arntzen (double-b, vo)
Pål Hausken (ds, per, vib, glockenspiel, vo)
with:
Marc Ribot (g on #7 and #9)
Stefan Sundström (vo on #4
* datails >> pick-up 2006 Vol. 9 (2005/12/05)
Hoatzin / Damp (2005; AIM; AIMCD 110)
Asbjørn Lerheim (g)
Jørgen Munkeby (sax, cl, vo, handclaps)
Roger Arntzen (b)
Torstein Lofthus (ds, handclaps)
"Mostly Harmless (Songs)" (2003) に続くセカンドアルバム。Paul Motian の "Mumbo Jumbo" を演っている他は前作同様全てギタリスト Asbjørn Lerheim のオリジナルで、基本的にはギタリストらしい発想のオーソドックスなアコースティックジャズ。ライブもしくはジャムセッションのようなややラフな感じを残した録音のため前作よりアグレッシブな側面も見られる。曲そのものも前作より様々な方向を向いていて、いくつかの曲のアイディアはなかなか面白い。ギターとベースが比較的控えめな演奏に終始する一方、やたらにドラマーが叩きまくっており、ライブ映像(本作はエンハンスト仕様になっている)でもドラムが多く捉えれられているが、長髪・革ジャンというパンクみたいないでたちで余裕を持って滑らかに吹きまわす Jørgen Munkeby のほうが印象に残る。 (2005/06/05)
This Was The Pace Of My Heartbeat / In The Country (2005; Rune Grammofon; RCD2045) (2005/03/31)
Morten Qvenild (p, casio sk-10, vib)
Roger Arntzen (double-b)
Pål Hausken (ds, per, timpani, autoharp, vo)
with:
Arve Henriksen (vo)
* datails >> pick-up 2005 Vol. 3 (2005/03/31)
In This House / Subtonic (2004; AIM; AIMCD 106)
Julie Dahle Aagård (vo)
Asbjørn Lerheim (g)
Ole Jørn Myklebust (tp)
Roger Arntzen (double-b)
David Trübenbach (ds)
オスロ音大の学生仲間により結成された若いグループでこれがデビューアルバムだが、活動は既にかなり長い。ただしこのデビュー作録音前にオリジナルメンバーの Hilde Marie Kjersem (vo) が脱退したという経緯がある。前任のシンガーが低くパンチのある声なのに対し、新任のシンガー(舞台などで活動している人だそうだ)は対照的で、この声をキュート/コケティッシュとするか、または甘ったるすぎるとするかで好き嫌いが分かれそうだ。演奏はアコースティック・ジャズで、全体の仕上がりはポップス。楽曲はすべてシンガー以外のメンバーのオリジナルで、前任のシンガーのために書かれた曲の中にはちょっと無理があるものもあるのは致し方ないか。女性シンガーを擁するアコースティックグループは多いが、和声楽器にピアノではなくギターを配したその編成による柔らかな音は好感触。 (2005/06/01)
Mostly Harmless (Songs) / Damp (2003; AIM; AIMCD 102)
Asbjørn E. Lerheim (g)
Jørgen Munkeby (sax)
Roger Arntzen (b)
Torstein Lofthus (ds)
オスロ音大の学生仲間により結成されたグループで、曲は全てギタリスト Asbjørn Lerheim のオリジナル。肩の力が抜けたリラックスしたアコースティックジャズで、ややフリーフォームな曲を実に穏やかに演奏している。それぞれのプレイヤーの演奏は決して火花を散らしたりせず、またピリピリした緊迫感とも無縁だけれど、どこか緩やかにテンションが保たれていてなかなか心地よい。細かい手数で音楽を進めるリズムセクション(ドラムの Torstein Lofthusの感覚が現代的で面白い)と非常にオーソドックスなジャズギターらしい音のギターを従えて、70パーセントくらいの力ではないかと思うような柔らかい軽やかな音でするするっとさりげなく鮮やかなパッセージを紡ぎだす Jørgen Munkeby のサックスにはっとさせられる。2001年フランス・アヴィニヨンで行われた"European Jazz Contest" でのこのグループの演奏で彼はベストソロイスト賞を受賞している。 (2005/01/14)
Troillspel / Østenfor Sol (2001; Major Studio; MSCD1150)
Morten Qvenild (p, fender rhodes, synth)
Roger Arntzen (ac-b)
Erlend Lygren (ds, per)
Bjørn Sigurd Glorvigen (vo)
Camilla B. Sørensen (sax, fl, back-vo)
Ole Jørn Myklebust (tp, flh, back-vo)
with:
Nils Jansen (bcl)
Kjetil V. Einarsen (tverrfløyte (fl))
Østenfor Sol のセカンドアルバム。リズムセクションが交代し、特に新しいベーシストの加入で曲に躍動感が増している。前作に引き続き Vegard Vigerust、それに Ragner Solverg という詩人の詩に音楽をつけるというコンセプト。トランペットの Ole Jørn Myklebust が大半の曲を手がけているけれど、ピアノの Morten Qvenild も4曲、新加入のドラマー Erlend Lygren [前の2人と同様 Ra のメンバー] も1曲手がけていて、その音楽はトラッドの要素はたくさん残したままジャズ/ポップ寄り。メンバーの演奏のバランスがよくなり、トラッド系ノルウェー語ボーカルも柔軟になり、音楽と歌がうまくかみ合っている。アップテンポなナンバーは格好いいし、前作にはなかったようなジャジーな曲もある。個性的な秀作。 (2003/04/16)
as a sideman:
Coming Home / Heidi Skjerve Quintet (2006; Curling Legs; CD 96) (2006/03/06)