Tore Brunborg
(ts, ss) Norway; 1960-

last updated: 26 January 2007


as a leader:


Gravity / Tore Brunborg (2003; Vossa Jazz Records; VJ03006-2)
Tore Brunborg (ts, ss)
Bugge Wesseltoft (p, synth)
Lars Danielsson (b)
Anders Engen (ds, per, voice)
Tore Brunborg (b. 1960) の、"Tid" (1993; Curling Legs; CD05) 以来、間に3枚のデュオ作(2枚は Kjetil Bjerkestrand (org) と組んだクリスマスアルバム、もう一枚は Jarle Veslpestad (ds) との "Orbit" (1998; Curling Legs; CD 47)) を挟んでの2枚目のリーダー作。音は ECM 影響下・Jazzland 以前の典型的なノルウェー/北欧的なジャズ。透明感がある音と、優しい美しいメロディーと見事な演奏。スウェーデンの Lars Danielsson はともかく、このアルバムで素晴らしいサポートを見せるのが Jazzland レーベルの創始者 Bugge Wesseltoft と彼のグループのレギュラードラマー Anders Engen というのもミソ。Bugge Wesseltoft はほとんどアコースティックピアノのみで、音数は控えめに本当に美しい演奏をしている。2003年度ノルウェーグラミー賞ジャズ部門ノミネート作。静かな名盤。 (2004/03/14)

Tid / Tore Brunborg (1993; Curling Legs; CD 05)
Tore Brunborg (ts, ss)
Bugge Wesseltoft (p, el-p, syn)
Anders Jormin (b)
Jon Christensen (ds, per)
with:
Norma Winstone (vo)
最初にこのアルバムを聴いたときはさらりと流してしまいそうになりましたが、ヘッドフォンでじっくり聴いてみると、実に細部まで繊細な音作り。Anders Jormin - Jon Christensenという現在の北欧を代表するリズムセクションがとてもいい演奏です。Bugge Wesseltoftはちょっと控えめですが、このカルテットの演奏に色をつける役割をしています。そしてTore Brunborgはメロディアスで、あくまでも曲を構成する一部としてサックスを吹いています。アルバムタイトルはノルウェー語で「時間」の意で、曲は全てTore Brunborgのオリジナル、順にI、II、IIIA、Åtteni、IIIB、Kryss Fem、V、 VI、VII。ローマ数字の曲は組曲になっていて、「時間」の異なる要素を異なるアプローチで捉えたものだそう。後で加えられた残り2曲も数字に関係のあるタイトル。Norma Winstoneは"Kryss Fem"のみ参加で、Tore Brunborgのソプラノサックスに寄り添うような歌。vocalというよりvoice。穏やかな雰囲気が全体を支配する、そしてとてもノルウェーらしい作品。(2001/02/27)

as a co-leader:


'Mbara Boom / Paolo Vinaccia, Arild Andersen, Tore Brunborg (1997; Sonet/Emarcy)
Paolo Vinaccia (ds)
Arild Andersen (b)
Tore Brunborg (sax)

Prima Luna / Tore Brunborg, Kjetil Bjerkestrand (1997; Kirkelig Kulturvergsted FXCD 186)
Tore Brunborg (sax, block fl)
Kjetil Bjerkestrand (org)
タイトルはラテン語で「最初の月」。古代の暦は最も古い書かれた文字で、恐らくそれはこの「最初の月」という言葉から始まっただろう、という意味合いです。サックス奏者Tore Brunborgと作曲家/プロデューサーで、ここではオルガン(前作"Gull Røkelse og Myrra"同様、教会のオルガン)を弾いているKjetil Bjerkestrandのデュオ2作目は、ノルウェーの民族音楽を中心に様々な音楽を取り上げています。曲調はややメランコリックで、聴き手の心に染みるような印象の物が多いですが、壮大に盛り上がる曲もあり、とてもバラエティーに富んでいます。アルバム全体も個々の曲も前作よりゆるやかに構成されていているため、演奏の自由度が高そうです。前作に続きAvaldsnesの教会での録音で、オルガンはもちろんですが、サックスの音が教会の空間に響き、一般的にジャズで聴かれるサックスとは異次元の音。そしてなんとも温かみのある作品です。 (2001/05/20)

Gull, Røkelse Og Myrra / Tore Brunborg, Kjetil Bjerkestrand (1995; Kirkelig Kulturvergsted FXCD 160)
Tore Brunborg (ss, ts, block fl)
Kjetil Bjerkestrand (org)
レーベル名は直訳すると「教会の文化工作所」で、その「教会」とKjetil Bjerkestrandの「オルガン」というクレジットで、ひょっとしたら・・・と思っていたのですが、やはりこの「オルガン」は教会のオルガン。タイトルは「黄金、乳香と没薬」。新約聖書から取られており、東方の博士たちが生まれたばかりのキリストを拝みに行った際、贈り物として捧げた物。というわけでこのアルバムはクリスマスにちなんだ曲で構成されています。「きよしこの夜」や「アヴェ・マリア」といった曲をはじめとして耳になじみのあるメロディーも多いです。教会のオルガンは重々しくない音で、結構ポップな感じすらし、また色々な音が出るようで曲によって音や演奏法を変えていてカラフルです。そしてTore Brunborgのサックスはおなじみのメロディーからは外れないのに、とてもエモーショナルで、意外にも明るくホットな作品です。ブルーの背景に薄く星座をあしらい、金色でロゴとタイトルを入れたジャケットも秀逸。 (2001/05/18)

Re-Enter / Masqualero (1991; ECM 1427)
Nils Petter Molvær (tp)
Tore Brunborg (ts, ss)
Arild Andersen (b)
Jon Christensen (ds, per)

Aero / Masqualero (1988; ECM 1367)
Arild Andersen (b)
Jon Christensen (ds)
Tore Brunborg (ts, ss)
Nils Petter Molvær (tp)
Frode Alnæs (g)

Off Balance / Oslo 13 (1987; Odin; NJ 4022-2)
Erik Balke (as, bs)
Tore Brunborg (ts)
Arne Frang (ts, bs)
Olav Dale (bs)
Nils Petter Molvær (tp)
Torbjørn Sunde (tb)
Dag Einar Eilertsen (tb)
Jon Balke (p, syn)
Carl Morten Iversen (b)
Audun Kleive (ds)
1983年にファーストアルバムをリリースし、同年と翌1984年に国内ツアーを行なった後、1985年は活動のなかった Oslo 13 (リーダー格の Jon Balke はその間 "Masqualero" として活動)は 1986年春から活動を再開し、活動を徐々にスカンジナヴィアへと広げ、その時期に録音されたのがこのセカンドアルバム。録音も良くなり、バンドの演奏もタイトになり、何より独自のカラーが出てきている。全9曲のうち7曲を Jon Balke が、1曲はトロンボーンの Torbjørn Sunde が、残りの1曲はこの録音には参加していないノルウェーのサックス奏者 Vidar Johansen が作曲している。Jon Balke の曲に顕著な、ノルウェー/スカンジナヴィアの伝統音楽に根ざした音楽を、かなり複雑なアレンジ(奇抜ではない)で鮮やかに描き出している。演奏そのものはそれぞれの持ち味が活かされていて、ソロパートもあるものの、全体のバランスが重視されているように感じる。影と透明感という相反しそうな要素が共存している。(2002/02/23)

Bande À Part / Masqualero (1985; ECM 1319)
Nils Petter Molvær (tp)
Tore Brunborg (ts, ss)
Jon Balke (ac-p, el-p, syn)
Arild Andersen (ac-b, el-b)
Jon Christensen (ds, per)

Masqualero / Masqualero (1983; Odin; NJ 4008-2)
Tore Brunborg (ts, ss)
Nils Petter Molvær (tp)
Jon Balke (p, el-p)
Arild Andersen (b)
Jon Christensen (ds)

as a sideman:


Boahjenásti - The North Star / Geir Lysne Listening Ensemble (2006; ACT 9441-2) (2007/01/26)

Flux / Elisabeth Karsten (1999; Kirkelig Kulturvergsted; FXCD 211-2) (2001/05/13)

Rudlende / Espen Rud (1999; Taurus / Gemini; TRCD 838) (2001/02/09)

Point / Anders Kjellberg (1998; Dragon; DRCD 321) (2002/12/10)

Hyperborean / Arild Andersen (1997; ECM 1631)

Kristin Lavransdatter / Arild Andersen (1995; Kirkelig Kulturverksted; FXCD 154) (2001/01/14; 2001/05/26)

Further / Jon Balke w/ Magnetic North Orchestra (1994; ECM 1517) (2001/02/11)

Nonsentration / Jon Balke w/ Oslo 13 (1992; ECM 1445)

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