Frode Haltli
(accor) Norway; 1975-
last updated: 25 February 2010
● ライブレポート:Frode Haltli solo @ 武蔵野市民文化会館 (17 April 2005)
● ライブレポート:POING @ 文化フォーラム春日井 (18 May 2003)
● ライブレポート:MOLDE INTERNATIONAL JAZZ FESTIVAL "ECM Night 2: Trygve Seim Orchestra" (17 July 2001)
as a leader:
Frode Haltli / Looking On Darkness (2002; ECM 1794)
Frode Haltli (accor)
Vertavo String Quartet:
Øyvor Volle (vln)
Verit Cardas (vln)
Henninge Landaas (vla)
Bjørg Værnes (cel)
Trygve Seim のグループで共演し、共に ECM からリーダー作を2枚リリースしている2人の初デュオ作。タイトルトラックはアルメニアのトラッドで、現在のアルメニア領のアゼルバイジャン人、そして固有の土地を持たない人のことも指す言葉だ。楽曲はそのアルメニア出身のG.I. Gurdjieff(1866-1949)の楽曲から Bob Marley まで飛ぶが、多くは Trygve Seim 周辺のオリジナル。そのうちのいくつかは、Airamero (アルバム "Airamero" 1994年)、The Source、Close Erase、そして Trygve Seim のアンサンブルなどで演奏されているもので、聴き比べれば、ここでのデュオバージョンの極めて少ない音での豊かな表現をよく理解できるだろう。ECMではお馴染みのレインボースタジオでの録音だが、広がりよりも親密さを感じる録音で、このデュオのやり取りを身近に感じられる。Trygve Seim のサックスが少しくすんだとても柔らかい音色でラインを描き、Frode Haltli のアコーディオンはとても自然な呼吸で音楽を静かに揺らす。優しいメロディーと相まって、とてもチャーミングなデュオだ。(2010/02/25)
as a co-leader:
Yeraz // Trygve Seim / Frode Haltli (2008; ECM 2044)
Trygve Seim (ss, ts)
Frode Haltli (accor)Trygve Seim のグループで共演し、共に ECM からリーダー作を2枚リリースしている2人の初デュオ作。タイトルトラックはアルメニアのトラッドで、現在のアルメニア領のアゼルバイジャン人、そして固有の土地を持たない人のことも指す言葉だ。楽曲はそのアルメニア出身のG.I. Gurdjieff(1866-1949)の楽曲から Bob Marley まで飛ぶが、多くは Trygve Seim 周辺のオリジナル。そのうちのいくつかは、Airamero (アルバム "Airamero" 1994年)、The Source、Close Erase、そして Trygve Seim のアンサンブルなどで演奏されているもので、聴き比べれば、ここでのデュオバージョンの極めて少ない音での豊かな表現をよく理解できるだろう。ECMではお馴染みのレインボースタジオでの録音だが、広がりよりも親密さを感じる録音で、このデュオのやり取りを身近に感じられる。Trygve Seim のサックスが少しくすんだとても柔らかい音色とラインを描き、Frode Haltli のアコーディオンはとても自然な呼吸で音楽を静かに揺らす。優しいメロディーと相まって、とてもチャーミングなデュオだ。(2010/02/25)
Live In China / Bridges (2005; Heilo / Grappa; HCD7201)
Wu Chuan Ping (vo)
Lu Yingmei (vo)
Pan Zin Xhi (vo)
Wu Anhua Donliang (vo, Dong pipe, ox-bone fiddle, Dong flute, lusheng)
Unni Løvlid (vo)
Frode Haltli (accor)
Terje Isungset (per)
ノルウェーのトラッドシンガー Unni Løvlid が2003年~2004年に中国南西部に位置する貴州省の唐安という村を訪れたことから始まったプロジェクトで、その Unni Løvlid がイニシアチブを取っている。2004年にノルウェーで一度共演した後、2005年6月に中国で再共演した際のライブ録音がこの作品。少数民族トン族の民俗音楽とノルウェーのトラッドなどのミクスチュアで、収録されている曲のタイトルも半分はノルウェー語で半分は中国語、しかしその音楽は見事に融合しており、この異国のミュージシャンたちの共演の理由を音楽から聞き取るこができる。音楽や楽器、メロディーなどはノルウェーのものもトン族のものも日本人の耳にはエキゾチックだがお互いにはあまり違和感がなく、唯一発声法のみが大きく異なる。ブックレット写真ののトン族の服装など風俗、棚田、そしてアルバムタイトルにもなっている家のような屋根を持つ木製の橋など視覚的なものの方が音よりエキゾチック。 (2007/02/06)
Pasta Variations / No Spaghetti Edition (2002; Sofa; 509)
Phil Minton (vo)
Pat Thomas (key, electronics)
Håkon Kornstad (ts, fluteonet)
Frode Haltli (accor)
Ivar Grydeland (g)
Tonny Kluften (b)
Ingar Zach (per)
No Sphaghetti Edition はノルウェー人ベーシスト Tonny Kluften が主催するインプロユニット。軸となるのは他に Ingar Zach と Ivar Grydeland で、それ以外はかなり流動的なメンバーでライブを行っている。スタジオセッションのファーストアルバム "Listen ... And Tell Me What It Was" (2001; Sofa) に続くセカンドアルバムの本作は 2002年3月、スタヴァンゲルとオスロでのライブ録音からのセレクション。Phil Minton 以外は前作に参加していたメンバーばかりで、左右に同じ楽器を配した12人編成の前作からシンプルな編成になっている。コンセプトも基本的に同じ「集団即興演奏」。言ってみればどしゃめしゃのフリーインプロヴィゼーション。ただ受ける印象についてはさほどどしゃめしゃ感は強くなく、緊迫し続けるといった感じではなく割と普通に聴ける。そういう意味ではライブ録音だというのが意外な位(レコーディングを担当している Audun Strype の腕がよすぎるのかもしれない)、それとも実際のライブだとまた違うんだろうか。それぞれのミュージシャンの音を追うのも面白い。 (2003/05/12)
Rusk / Rusk (2002; Heilo / Grappa; HCD 7179)
Unni Løvlid (vo)
Vegard Vårdal (fiddle)
Frode Haltli (accor)
Rusk は3人とも1975/76 年生まれ、Unni Løvlid と Vegard Vårdal はトラッド系の、Frode Haltli は即興からトラッド、現代音楽まで幅広くこなすミュージシャンで、これがデビューアルバム。オスロの北東、スウェーデン国境に近い Solør や Finnskogen という地域の伝統的な音楽を扱っていて、リズミカルな舞踊曲から静かな祈りの音楽までバラエティーに富んだ題材を新しいアレンジで演奏している。伝統的な音楽だけれど、過去の音楽ではなく現在の音楽として表現されていて、良い意味でいかにも若々しく、溌剌とした新鮮さがある。フィドルとアコーディオンは一瞬音の境目がわからないほど音もリズムもピタリとあい、そこへ女性ボーカルが自由に絡む。Unni Løvlid は基本的にはトラッド系の歌い方ながら、時折声を楽器のようにあやつり、伸びやかでほんの少し実験的な感じもする面白いシンガー。アートワークも美しく、派手ではないけれど素晴らしいアルバム。(2003/05/13)
Listen ... And Tell Me What It Was / No Spaghetti Edition (2001; Sofa; 506)
Maja Ratkje (voice, electronics)
Ingebrigt Flaten (double-b; left)
Ingar Zach (ds, per; left)
Pat Thomas (p, electronics)
Frode Haltli (accor)
Tonny Kluften (double-b; right)
Ivar Grydeland (g; right)
Axel Dörner (tp, electronics)
Rolf Erik Nystrøm (reeds; left)
Håkon Kornstad (reeds; right)
Paal Nilssen-Love (ds, per; right)
Øyvind Torvund (g; left)
20歳代前半から30歳位までの若いノルウェーのミュージシャン、というより即興演奏家と、そこにイギリスの鍵盤楽器奏者 Pat Thomas、それに全ヨーロッパ的に注目のドイツ人トランペッター Axel Dörner を加えたある意味恐ろしい位の顔ぶれによる集団即興演奏盤。よくこんなに集めたものだと関心。2001年3月26日と27日にかのオスロの Reinbow Studio に集結した12人が繰り広げるのは一見どしゃめしゃな即興演奏ですが、あるところはきちんと構成が決められているようで、左右に振り分けらたそれぞれの演奏の掛け合わせが面白いです。イニシアチブを取っているのは右トラックのベーシスト Tony Kluften、左のパーカッショニスト Ingar Zach、右のギタリスト Ivar Grydeland。個々の演奏は非常にクリアに聴き分けられ、12人がどこで何をやっているのかが良くわかる録音はさすがというべきなのでしょうか。割と静かな部分があったり、テープを使ったユニークな部分があったり、また瞬間的に凄い集中力で繰り広げられる迫力の即興演奏などが詰まった興味深いアルバムです。 (2001/12/31)
as a sideman:
Of Christmas - Live / The Source (2007; Grappa GRCD 4215) (2008/12/24)
Sangam / Trygve Seim (2004; ECM 1797) (2004/10/24)
The Source And Different Cikadas // Trygve Seim / Øyvind Brække / Per Oddvar Johansen (2002; ECM 1764) (2002/06/12)