John Hegre
(computer, samp, etc.) Norway

last updated: 26 February 2007


● ライブレポート: Jazkmer / Rulla / Aino @ Bar Navel (23 February 2007)

● ライブレポート:MOLDE INTERNATIONAL JAZZ FESTIVAL "Jazzkammer vs Merzbow" (19 July 2001)


as a co-leader:


Pancakes / Jazzkammer (2002; Smalltown Supersound; STS064CD)
Lasse Marhaug
John Hegre
with:
Alexander Rishaug (on track 2)
ノルウェーのスタイゲン、ベルゲン、トロンハイム、オスロ、それに東京、エジンバラでの2000-2002年の音源。最初の20秒ほどは今までの彼らの音から想像がつくノイズがいっぱいに広がるけれど、そのあとぴたりと静かになってしまい、普通の音量でスピーカーで鳴らしていると聞こえないくらいの音量の音が延々続く。ヘッドホンをして、かなりボリュームを上げてやっと底のほうで何か音がしているのを捉えることができる。その音は結構バラエティーに富んでいて、じっくり聴いてみると面白い。耳からダイレクトに神経に作用する音。冒頭のようなノイズはそこのみ、あとは見かけ静かで実際は不規則になにか音が発生しているような、どちらかというとミニマル音響物。Lasse Marhaug によるラフでコントラストの強いアートワークの内側にはあまり美味しそうではないパンケーキの写真。 (2003/10/16)

Live At Molde International Jazz Festival // Melzbow / Jazzkammer (2001; Smalltown Supersound; STS055CD)
Masami Akita
John Hegre
Lasse Marhaug
Merzbow こと秋田昌美、Jazzkammer こと John Hegre と Lasse Marhaug 、3人による2001年7月19日、ノルウェーのモルデで行われたフェスティバルでのライブ録音。実際のライブ(> ライブレポート)の印象と、こうしてCDになった受ける印象はかなり異なる。というより、この日のコンサートは観客はほとんどが事前に主催者から配られた耳栓着用というしろものだったため、CDになって初めて落ち着いて聴ける、といった感じでもある。収録はトータル40分で、この日の演奏を全くノーカットで収めたもので、ノンストップの演奏ながら、CDはカウンター上で3トラックに分割されている(音は途切れない)。ポップとさえいえそうなリズミカルなビートから始まる演奏はじょじょにボリュームとテンションが上がり混沌となり、次第に形を変えていき、40分後、別のところへ到達して静かに終結する。 (2003/08/18)

Rolex / Jazzkammer (2001; Smalltown Supersound; STS045CD)
Remixed by : Zbigniew Karkowski, Maja S.K. Ratkje, Merzbow, Jazzkammer (Lasse Marhaug + John Hegre), Raynols, Thurston Moore, Pita, Alexander Rishaug, R. Sundin, Tore Honore Bøe, TV Pow, Jørgen Træen, Francisco López
リミックスアルバム。Jazzkammer の音源を様々なアーティストがリミックスしていて、その人選はなかなか面白い。世界的に有名な同業者 Zwigniew Karkowski 、Merzbow 、Pita 等々に加え、ノルウェーの女性ボイスパフォーマー Maja S.K. Ratje、同じ Smalltown Supersound 所属のエレクトロニカ系アーティスト Alexander Rishaug と Jørgen Træen 、隣国スウェーデンのアーティスト Ronni Sundin、ノルウェーのミニマルエレクトロニカ系アーティスト Tore Honore Bøe、それにセルフ・リミックスも2曲含む。Merzbow のリミックスが少し色彩を感じさせるのが意外。Maja Ratkje のトラックは、バカ笑いから絶叫、さらに奇声へと転じる彼女らしくも個性的な仕上がり。個人的には Thurston Moore のノイズと少々の遊び心のある録音をコラージュしたトラックが意表を突いていてとても面白いと思う。 (2003/07/20)

Hot Action Sexy Karaoke / Jazzkammer (2000; Ground Fault; GF007)
Lasse Marhaug
John Hegre
Rune Grammofon 盤 "Timex" と本作はほぼ同時期(2000年1月)のリリース、こちらはアメリカのレーベルから。アルバムタイトルも強力だけれど、9曲収録されている曲も "Kung-Fu Sister" (ピシッ・ドスッ・ハーッ!…という効果音入り)、"Improvised Guitar For Chichen Diet Dish" 、"Gameboy" と奇妙なものが並び、音もバラエティーに富んでいる。Jazzkammer といえばノイズ系、との印象が強く、そういう音もあるけれど、音響系を思わせる曲があったり、エレクトロニカ系の心地よい(!)ビートの曲もあったりする。"Timex" というタイトルの曲は Rune Grammofon 盤の同名アルバムではなく本作の最後に収録されていて(ややこしい)、ホラー映画ばりの絶叫が入る。ベルゲン・ポップス〜ノルウェーエレクトロニカの重要人物 Jørgen Træen も少し参加していて、聴きやすく面白いアルバム。 (2003/07/14)

Timex / Jazzkammer (1999; Rune Grammofon; TCD 2014)
John Hegre
Lasse Marhaug
Lasse Marhaug はノイズ/エレクトロニカ系のアーティストとして既に100タイトルを超えるリリースがあり、一方の John Hegre はもともとギタリストでありコンポーザーであり、ギタリストとして以外にも様々な音楽のクリエイターとして既に15年ものキャリアがあるそうです。その2人によるユニット Jazzkammer のRune Grammofon への初めてのアルバムとなる本作は、このレーベルのエレクトロニカ路線の中でも特別に無機質な音(コンピューターから出される音ゆえ当然、といえば当然なのですが。)が前面に出ている作品です。細かいノイズ、電子音は特に高音のものが多く、非常に繊細なイメージです。またビート感はほとんどなく、抽象的。そんなところへ時折アナログな音―何かがきしむ音など―が入るところが新鮮です。全8曲、43分のアルバム中、特に最後の"happy new year" と題された曲がユニーク。サンプリングした音のコラージュの間から徐々に正体をあらわす「アナログな音」は、あちら(ノルウェーに限らず欧米諸国)ではタイトルどおり年末年始の音。しかし日本では真夏の風物詩のあの音。 (2001/08/07)

The Comfort Of Objects. / John Hegre, Lasse Marhaug, Helge Sten (1999; OHM; 0.3 ohm)
John Hegre
Lasse Marhaug
Helge Sten
ノルウェーのノイズユニット Jazzkammer の2人 John Hegle と Lasse Marhaug、それに Supersilent の Helge Sten によるスプリットアルバム。共演ではない。John Hegre による "Ka", "The comfort of objects 5", Lasse Marhaug による "The comfort of object 1-4", それに Helge Sten による MIcrowave 1-5" とタイトルされた計11トラックは、 "made using the same source material" という驚くべき注釈が添えられている。それぞれの個性が出た音で、前半の2人は多様なノイズ、後半はうってかわってミニマルアンビエントで、これが同じ音源を使用したものとは信じられない。ブックレット内には 1998 年9月に Merzbow のオスロ公演のオープニングを務めた3人の写真があり、3人一緒に音を出したときのサウンドにも興味がひかれる。 (2003/01/19)

others:


Duperkammer Remixes EP // Jazzkammer / Sir Dupermann (2003; Smalltown Superbooks; STS074CD)
Jazzkammer (Lasse Marhaug, John Hegre)
Sir Dupermann (Jørgen Træen)
ノイズを中心に結構幅広い「音」を展開する Jazzkammer の曲を、彼らの作品によく参加している売れっ子プロデューサー/クリエイターの Sir Dupermann こと Jørgen Træen がリミックスしたもの。3曲、19分の EP。1曲目はまるで目に見えないラジオでもチューニングするように、ある程度の形を持った「音楽」の断片とノイズなど「音」を交互に挟んだ物。ユーモアも垣間見られ、次の瞬間に何が出てくるか分からない面白さがある。2曲目は1曲目と同じ音量では聴き取れないほど底のほうでなるミニマルなトラック。と油断すると3曲目の冒頭のノイズでびっくりさせられる仕掛けになっている。 (2003/10/29)

The Smalltown Supersampler / V.A. (2002; Smalltown Supersound; STS050CD)
1. Kim Hiorthøy, 2. Jaga Jazzist, 3. Alexander Rishaug, 4. Sir Dupermann, 5. Martin Horntveth, 6. Lasse Marhaug, 7. Jazzkammer, 8. Continental Fruit, 9. Monopot, 10. Electro Nova / Electro Nova
(2003/07/25)

Le Jazz Non // V/A (2000; Smalltown Supersound; STS034CD) (2003/06/01)

top / home