Carl Morten Iversen
(b) Norway

last updated: 18 March 2002


as a co-leader:


Going With The Flow / Olga Konkova, Carl Morten Iversen, Audun Kleive (1997; Curling Legs; CD 39)
Olga Konkova (p)
Carl Morten Iversen (b)
Audun Kleive (ds)
Olga Konkovaはモスクワ生まれのロシア人ピアニスト。録音当時28歳。ロシア音楽アカデミー卒業後、1年バークリーで学び、その後1994年にノルウェーに移住。本作はOlga Konkovaの初レコーディング作品にして初リーダー作。全10曲のうち、半分はOlga Konkovaのオリジナルで、残りは"Yesterdays", "Michelle"(Lennon-MacCartney), "Solar", Nardis", What Is This Thing Called Love?"。この曲名から恐らく想像されるであろう音よりは重心は低めです。Carl Morten IversenとAudun Kleiveというリズムセクションが素晴らしいのですが、通常のピアノトリオより重めの音で、しかし非常にしなやか。両者ともリズムを刻むというより、インタープレイです。そしてピアノはノルウェーらしい響きで、音数は少なくリリカルでありながら、芯があり、力強い。オリジナルのうちの1曲Heavy Gossipではフリージャズのような即興演奏も繰り広げています。最後に、Olga Konkovaは名前から察せられるとおり女性ピアニストなのですが、全くそういう情報は不要なピアニストです。(2001/03/04)

Live / Oslo 13 (1993; Curling Legs; CD 07)
Jon Balke (key)
Jens Petter Antonsen (lead tp)
Staffan Svennson (tp, all soloes)
Morten Halle (as)
Thomas Gustavsson (ts, ss, all tenor soloes)
Trygve Seim (ts)
Torbjørn Sunde (tb)
Carl Morten Iversen (b)
Audun Kleive (ds, per: right channel)
Jon Christensen (ds, per: left channel)
Jon Balke w/ Oslo 13 の "Nonesntration" を挟んで再び Oslo 13 としてのアルバム。 1992年5月9日と10日のオスロでのライブ録音。メンバーは相当入れ替わっていて、Staffan Svensson、Thomas Gustavsson のスウェーデン人2人、それにこれから7年後に ECM からソロデビュー作をリリースすることになる若い(録音当時21歳) Trygve Seim もいる。ビッグバンド的な音と複雑に構成された楽曲、スカンジナヴィアの音楽に根ざしていながらも割と明るいサウンド、というのが微妙なバランスで現れている。ライブならではの長めのソロもあるものの、リーダー格の Jon Balke も含めて基本的にはグループの音。 Oslo 13 としてはこれが最後のリリースとなる。 (2001/01/14; 2002/03/18)

Off Balance / Oslo 13 (1987; Odin; NJ 4022-2)
Erik Balke (as, bs)
Tore Brunborg (ts)
Arne Frang (ts, bs)
Olav Dale (bs)
Nils Petter Molvær (tp)
Torbjørn Sunde (tb)
Dag Einar Eilertsen (tb)
Jon Balke (p, syn)
Carl Morten Iversen (b)
Audun Kleive (ds)
1983年にファーストアルバムをリリースし、同年と翌1984年に国内ツアーを行なった後、1985年は活動のなかった Oslo 13 (リーダー格の Jon Balke はその間 "Masqualero" として活動)は 1986年春から活動を再開し、活動を徐々にスカンジナヴィアへと広げ、その時期に録音されたのがこのセカンドアルバム。録音も良くなり、バンドの演奏もタイトになり、何より独自のカラーが出てきている。全9曲のうち7曲を Jon Balke が、1曲はトロンボーンの Torbjørn Sunde が、残りの1曲はこの録音には参加していないノルウェーのサックス奏者 Vidar Johansen が作曲している。Jon Balke の曲に顕著な、ノルウェー/スカンジナヴィアの伝統音楽に根ざした音楽を、かなり複雑なアレンジ(奇抜ではない)で鮮やかに描き出している。演奏そのものはそれぞれの持ち味が活かされていて、ソロパートもあるものの、全体のバランスが重視されているように感じる。影と透明感という相反しそうな要素が共存している。(2002/02/23)

Anti-Therapy / Oslo 13 (1983; Odin; NJ 4007-2)
Nils Petter Molvær (tp)
Geir Hauger (tp)
Odd Riisnæs (ss, fl)
Erik Balke (as, ss, fl)
Rune Nicolaysen (ts, fl)
Nancy Sandvoll (bs, fl)
Stig Molvær (french horn)
Torbjørn Sunde (tb, vo)
Thor Bjørn Neby (btb)
Geir Løvold (tu)
Jon Balke (pk, per)
Carl Morten Iversen (b)
Audun Kleive (ds, per)
ノルウェーの旧郵便番号システムでオスロは1〜12まであり、グループ名 "Oslo 13" (オスロ[or オシュロ]・トレッテン)はその存在しない番号から取られている。1980年にオスロ大学周辺のミュージシャンによって結成され、これがこのグループの最初の録音。Jon Balke が半数近くの作曲を担当しているけれど、彼独特の色彩はほとんど見られない。全10曲はかなりバラエティーに富んでいて、明るいビッグバンドサウンドから、北欧のトラッドを反映した音や、どちらかというとプログレッシブ・ロック風のものまである。録音の関係か、Carl Morten Iversen のベースのぶいぶいいう音と、Audun Kleive のドラム、特にシンバル(スネアではなく)が目立つが、それ以外は誰が前面に出ることもなくアンサンブルとしての演奏をしている。ただやはり Jon Balke のピアノと Nils Petter Molvær のトランペットは時折ふと耳がいく。 (2002/02/19)

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