Jonas Kullhammar
(ts, bs) Sweden; 1978-
last updated: 24 January 2004
as a co-leader:
Nacka Forum / Nacka Forum (2002; Moserobie; MPCD005)
Jonas Kullhammar (as, ts, bs)
Goran Kajfes (tp, flh, pocket tp)
Johan Berthling (double-b)
Kjell Nordeson (ds)
スウェーデンの現在のシーンの実力者4人によるユニット。アヴァンギャルド系のメンバーの顔合わせの中、クラブ寄りというのか、ラウンジ系にも通じるリーダー作 "Home" (2000; Kaza / EMI) で知られるトランペッター Goran Kajfes のみやや色合いが異なる気もする。このアルバムでは非常によくコントロールされたトーンのトランペットを吹いていて、大らかなテナーを吹く(Moserobie のレーベルオーナーでもある) Jonas Kullhammar とは対照的。Ken Vandermark や Mats Gustafsson といったところとの共演で知られる Kjell Nordeson は意外と目立つ演奏をしていて、一方の Johan Berthling の演奏は安定感があり、相変わらずアルコ弾きが素晴らしい。音楽はこのレーベルらしいラフな手触りのアヴァンギャルドジャズ。 (2004/01/24)
Live At Glenn Miller Café / Peter Janson, Johans Kullhammar, Paal Nilssen-Love (2002; Ayler Records; aylCD-012)
Peter Janson (b)
Jonas Kullhammar (ts, bs)
Paal Nilssen-Love (ds)
スウェーデンの Ayler Records はフリー/インプロ系を中心としたライブ録音に限定し、その様子を出来る限りそのままの形でリリースするレーベル。このアルバムも2001年9月4日、スウェーデン・ストックホルムの Glenn Miller Café でのライブ録音。割と良く知られたスポットで、ジャケット内側の写真を見る限りではまさしくカフェ。観客がざわざわしている中、サックスをちょっと吹いてみるところから始まるリアルな記録。スウェーデン人ベーシスト Peter Janson がこの中では年長で、Jonas Kullhammar はスウェーデン出身の23歳、Paal Nilssen-Love はノルウェー出身で27歳で、それぞれの演奏は年の差が出るような印象。若い Jonas Kullhammar の比較的明るい音のサックスが元気で、メロディアスだったりフリー寄りだったり幅広い。Paal Nilssen-Love のドラムはいつものように彼独特の音の散らし方で、この2人を支えるかのような Peter Janson のベースが貫禄。4曲収録で、順に9分、10分、24分、28分とかなりの長尺は全く気にならない演奏だけれど、リアルな録音の分、音質がとても良いとは言いがたいのが残念。 (2002/09/22)