last updated: 22 December 2006
● ライブレポート: MZN3+Y @ SuperDeluxe (23 & 24 November 2006)
● ライブレポート: Kjetil Møster Sextet @ Missouri / North Sea Jazzfestival (16 July 2006)
● ライブレポート: Sternklang @ Dettera Til Hagen, Oslo (11 August 2005)
● ライブレポート:Electro Gravity @ Smuget (24 February 2003)
● ライブレポート:"JAZZLAND NIGHTS" at Motion Blue Yokohama (10 May 2002)
as a leader:
Alborado / Zanussi Five (2006; Moserobie; MMPCD049)
Per Zanussi (double b, saw)
Kjetil Møster (ts, ss, cl, per)
Rolf-Erik Nystrøm (as, sns)
Eirik Hegdal (bs, ss)
Per Oddvar Johansen (ds, per)
* datails >> pick-up 2006 Vol. 10 (2006/12/22)
Zanussi Five / Zanussi Five (2005; Moserobie; MMPCD028)
Per Zanussi (double-b)
Kjetil Møster (sax)
Rolf-Erik Nystrøm (sax)
Eirik Hegdal (sax)
Per Oddvar Johansen (ds, per)
Per Zanussi (b. 1977) はこの Zanussi Five をはじめとするアコースティックなプロジェクトに専念することを理由に 2004年秋に Wibutee を脱退。で、その第一声となる冒頭、Wibutee のファーストアルバム "Newborn Thing" (1999; Jazzland) に収録されていた自作曲のフリーキーなカバーでまずは挨拶代わり。古めかしい感すらするフリージャズで、しっかり書かれたパートのストイックな雰囲気の楽曲を骨組みに、かなり自由度の高いパートが挟まれる。フロントがサックスばかり3管というのもユニークだが、その3人がジャズロックの Hegdal、現代音楽からフリーインプロの Nystrøm、そしてパワフルなテナー吹き Møster とバラバラなバックグラウンドを持っているのも面白い。中高音が若干強めの録音のせいもあり管の音が賑やかだが、複雑なリズムを小気味よく叩き出すリズムセクションの、よい意味での安定感すら感じさせる演奏のほうがポイントだ。硬派なアコースティックジャズというこれまでの活動からすると意外な方向性を持っている Per Zanussi の、バンドリーダーとしての力量を示す作品。(2005/06/27)
as a co-leader:
MZN3 / MZN3 (2005; Jazzaway; JARCD013)
Kjetil Møster (sax)
Per Zanussi (b)
Kjell Nordeson (ds, per)
いくつかの他のグループでも活動を共にしている若いノルウェー人ミュージシャン2人 Kjetil Møster と Per Zanussi、それに彼らより1回りほど年上のスウェーデン人ドラマー Kjell Nordeson による比較的新しいトリオのファーストアルバム。全8曲のうち、2曲が3人のクレジットになっている以外は全て Per Zanussi のオリジナルで、この時点での彼らはかなり書かれたマテリアルを扱っており、時折耳に残るメロディーも覗かせる。トリオ編成のシンプルな音作りの中、咆哮するサックス、重みのあるベース、切れのよいドラムで疾走したかと思えば、一転それぞれがつぶやくようなインプロに突入、静かな音響を作り出したりするが、終始緊張感は途切れない。即興演奏の部分はもちろん、それより作曲されたパートの3人のやり取りがとてもスリリングで、瞬発力と反射神経に優れた、硬派でダイナミックなトリオだ。アグレッシヴになっても拡散し過ぎない、凝縮されたような演奏が魅力。(2006/10/02)
Born To Collapse // Frode Gjerstad / Anders Hana / Morten Olsen / Per Zanussi (2004; Circulasione Totale; CTCD 7)
Frode Gjerstad (as, cl)
Anders Hana (el-g)
Morten Olsen (ds)
Per Zanussi (ac-b, live electronics)
for details, see scrapbook > discs > 2005 Vol. 4 (2005/10/17)
Playmachine / Wibutee (2004; Jazzland; 0602498668177)
Håkon Kornstad (ts, fl, flutonet, melodika, whistling, key, electronics, prog)
Wetle Holte (ds, per, prog)
Per Zanussi (double-b, el-b, electronics, prog)
Rune Brøndbo (key, electronics, prog)
guest:
Håvard Wiik (Fender rhodes, electronics on #7 and 8)
Bjorn Charles Dreyer (pedal steel g on #4)
Hild Sofie Tafjord (vo on #6, french horn #4)
"Newborn Thing" (1999), "Eight Domestic Challenges" (2001) に続く3作目で、基本的なメンバーは前作から変わらない。彼ら自身は Wibutee のことをジャズグループというよりむしろポップ/エレクトロニカグループと捉えているという発言があったが、この3作目では確かにジャズ色は薄れ、カラフルでキッチュなインストをやっている。11曲の収録曲は前作に比べてかなりバラエティーに富んでいるが、個人的にはビビッドな曲より少し抑え目のミディアムテンポ以下の曲のほうが印象に残る。ゲストを上手く使い、また楽器や音響を上手く絡み合わせた凝った音作りだ。Håkon Korrnstad のサックス、特にスローなパートでのその楽器のコントロールと柔らかな表現は耳を引くが、あくまでも音楽の一要素に留められ、ジャズ的にはならない。その Håkon Kornstad が手がけたパッケージがなかなか秀逸。(2004/09/20)
Today I Can Not Hear Music / Wunderkammer (2002; Honeymilk; Honey006)
Pål Jackman (vo, g)
Gjertrud Økland (vln, vla)
Tanja Orning (cel)
Johan Egdetveit (accor)
Øyvind Storesund (double-b, g)
Børge Fjordheim (ds, mellotron)
Paal Nilssen-Love (ds)
Per Zanussi (saw)
Roald Gilje (tu)
Bengt Hansen (p)
Kaada (p)
Arve Henriksen (tp)
ノルウェー第4の街スタヴァンゲルの人々(とそのお友達)によるユニット Wunderkammer のセカンドアルバム。John Erik "スタヴァンゲルを代表するスリーピース Cloroform のリーダー" Kaada, Øyvind "Cloroform からフリージャズまでOK" Storesund, Børge "同じく Cloroform のドラマー" Fjordheim, Tanja "Trygve Seim Orchestra のチェリスト" Orning, Paal "やっぱりどこでも2つ同じフレーズは繰り返さないドラマー" Nilssen-Love, Per "Wibutee のベーシスト、でもここでは「楽器のノコギリ」を弾く" Zanussi, Arve "いつものように尺八トランペット" Henriksen …と混沌としたメンバーを従えギターを弾き歌う主役 Pål Jackaman は映画監督として有名な人。代表作 "Detector" (2000) 等でも自ら音楽も手がけている。このアルバムで聴かれるのはジプシー風音楽を中心に、古風なロックなどなんとも表現しがたい音楽。オリジナルやトラッド、それに Edgar Allan Poe の詩に曲をつけたものもある。ダンボール紙ジャケットに紙芝居のような作りになったジャケット、手書きクレジット、どこにも書いていないアルバムタイトル…不思議な魅力のアルバム。 (2002/09/26)
Eight Domestic Challenges / Wibutee (2001; Jazzland / Universal; 014 740-2)
Håkon Kornstad (ts, ss, fl, fluteonet)
Per Zanussi (double-b, el-b)
Wetle Holte (ds, per)
Sternklang (electronics)
Gulleiv Wee (electronics)
●詳しくはピックアップ2001年-16をご覧下さい(2001/11/12)●
Newborn Thing / Wibutee (1999; Jazzland / EmArcy; 547 033-2)
Håkon Kornstad (ts)
Wetle Holte (ds, per)
Per Zanussi (double-b)
Live Maria Roggen (vo)
Erlend Skemsvoll (fender rhodes, syn, p)
ノルウェーJazzlandレーベルからのデビューアルバムで、メンバーのほとんどが20代という若いグループ。もともとテナーサックス×ドラム×ベースのユニットだったものに、キーボード奏者と女性ボーカルを加えた顔ぶれです。一部の曲で聴かれるアコースティックベースにクラブ系ビートを合わせる、というのはいかにもこのレーベルらしい音ですが、他のJazzlandのアルバムと異なるのは現代的な要素の中のレトロな手触り。クラブ系ビートにしても全てアコースティックな音で、フェンダーローズや古っぽい音のピアノ、また幾つかの曲で見られる曲調といい、メンバーの年齢を考えると「古くて格好いい」という感覚でしょうか。アルバム全体にダークな雰囲気が漂い、ベース一本で曲が組み立てられていて、それに絡むアナログな音(しかも軽い)の現代的なビート、適度にポップでダークな女性ボーカル、時折響くレトロなキーボード、そしてその脇でやたらキレるテナーサックスがとても面白い取り合わせのかなりの佳作。ただ、現在Wibuteeは分裂状態で、この顔ぶれによるアルバムはこれが最初で最後かもしれません。(2001/07/12)
●詳しくはピックアップ2001年-16をご覧下さい(2001/11/12)●
as a sideman:
Household Name / Petter Wettre Quintet (2003; Household Records; DAA001) (2003/05/27)