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2002-12-31 (Tue)
偏愛に満ち満ちた2002年のベストアルバムなど。
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■■■ ベストアルバム(一応ジャズとその周辺)
4. 〜10. 以下順不同(リリース順に):
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■■■ ピアノ物ベスト(巷ではピアノトリオが売れるそうで…)
次点:
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■■■ エレクトロニカなど
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■■■ アートワーク
次点:
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■■■いろいろ…
私自身は、少なくとも今年の後半に差し掛かるまでは全然気付かなかったけれど、世の中北欧物ブームならしい。イギリスもそんな感じがする。確かに勢いはあるし、面白いアーティストもミュージシャンも多いと思うけれど、いかんせん私の場合、こちら一辺倒なので他との比較には至らない。ただ、今まで日本では知られることもなかった本来注目されるべき人達(Paal Nilssen-Love など)が注目されるようになったことは素直に嬉しい。
ところで唐突ながら、今年はノルウェーはもちろん、アイスランド勢も面白かった。
シーンを振り返るなんていう大それたことは止めておいて、私自身はひたすら過去の作品も含めてリリースされた音源を聴き漁る1年だった。読めない資料をたくさん読んだ。今年は来年の前年(当たり前)、2003年のための準備期間みたいな地味な1年だったかもしれない。それから、朝起きたらありえない人からメールがきているという事態が何度もあり、随分遅刻もしたけれど(…)、今年の本当に嬉しい事件だった。
とにかく来年はライブ!ありえないメールを飛ばしてきた人たちを目撃すること。それから、ちょうど1年前にここで「来年注目のミュージシャン」と挙げた3人のうち、2人が5月に来日する(多分…)のも楽しみ。
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年末ということはこのサイトももうじき2年(今のサイト名とアドレスになってからまだ1年にもならない)、まだまだ模索状態真っ只中、蛇行気味のこの辺境サイトにたくさんのご訪問、本当にありがとうございます。年末も2年も待たずして3万アクセスには本当にびっくり。私が面白いと感じて書いていることが何かのきっかけになればと思いつつ…来年もよろしくお願いします!
2002-12-30 (Mon)
遅々として進まない discs のページの Ståle Storløkken の参加作紹介がひとまず終了。本当はもうちょっとあるのだけれど、ロック系のアルバムにゲスト参加というようなのが多いので略。
Ståle Storløkken は1969年生まれ、様々なプロジェクトがあるけれどやっぱり Supersilent のキーボード/シンセプレイヤーとして、あとはまだレコーディングこそないものの Terje Rypdal の Skywards Trio (ドラムは Paolo Vinaccia) のメンバーとして知られている(…のだろうか?)。ご多分にもれずトロンハイムの音楽院卒業のめちゃくちゃ上手いプレイヤーの一人だけれど、卒業したのがジャズ・コースとは信じられないくらいはみ出した音楽性の持ち主。
今年 2002 年は国内のあらゆるジャズ・フェスティバルに招待されるなど、その活動ぶりには本当に驚いたけれど、来年は楽しみなリリースがいくつも控えている。まず年明け1月20日には彼のメインプロジェクト
Supersilent の4作目 "6" のリリース、久々のツアーも予定されている。5月には
4分の3 Supersilent (Helge Sten 以外の3人によるトリオ) こと Veslefrekk の9年ぶりの2作目 "Vals" が NOR-CD からリリース予定。それから、なんといっても来年(延期にならなければ)には初めてのソロ・アルバムが予定されている。教会のパイプオルガン(+α)を使ってのこのソロ作、ジャズフェスティバルで有名なモルデの教会でレコーディングされる予定で、エンジニアは Supersilent の Helge Sten 。教会のオルガンでのソロパフォーマンスは今年の3月、Vossajazz でも行っていて聞くところによると素晴らしい演奏だったとのことだけれど、一体どんなものになるのだろう。
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12月30日 オスロ @ Herr Nilsen, 21:30-
"Jørgen Munkeby Quartet"
w/ Jørgen Munkeby (sax), Petter Wettre (sax), Mats Eilertsen (b), Per Oddvar Johansen (ds)
Jørgen Munkeby は Jaga Jazzist の(元)メンバー。21か22歳の彼のユニットは年上の(って当たり前だけど)彼より有名なプレイヤーばかり集めた凄い顔ぶれ。いやはや恐るべし。ところで
Jørgen Munkeby は彼のユニット "Shining" に集中するため
Jaga を離れた、とされているのだけれど、その Shining は予定通りレコーディングを終え、来年春には新作をリリースする予定だそう。ちょうどその頃、彼が参加した
Jaga の "The Stix" が日本でも発売される…と思う。
2002-12-26 (Thu)
スウェーデンの不思議レーベル Häpna からリリースされた Tape というユニットのデビューアルバム "Opera" を scrapbook の中のディスク紹介のページにアップ。トリオ編成、3人のメンバーのうちの2人 Johan Berthling と Andreas Berthling は兄弟。Johan はこのレーベルの共同オーナーで、Andreas はレーベルサイトのデザインを手がけたりしているけれど、2人ともミュージシャンとしてはこのレーベル初登場。
Johan Berthling は 1973年生まれ、まだ20代のベーシスト。LJ レーベルからリリースされた Berthling
/ Ljungkvist / Sandell や Mats Gustafsson のレーベル Crazy Wisdom からリリースされた
LSB のアルバムなどで、やたらに低くてとても正確な美しい音の演奏が堪能できる。それから、やっと日本でも認識されるようになってきたお隣ノルウェーのドラマー
Paal Nilssen-Love との共演作も面白い。Paal Nilssen-Love の「いつもの相方」 Ingebrigt Håker Flaten とは全く異なるプレイヤーということで (Ingebrigt は一緒にガンガン飛ばすけれど、Johan
はとてもクールにドラムを捉える)。
その Häpna レーベルの次作、レーベル10枚目の作品は Oren Ambarchi & Johan Berthling のデュオ作で、エレクトリックギターとハーモニウムということなので、また Johan はベースを弾かないんだろうか…。とりあえず来月リリース予定。
重要なことをもう1つ。 Häpna レーべルの作品は最近日本にも輸入されていて、タワーレコードなどでもよく見かけるので是非。
2002-12-24 (Tue)
イギリスの The WIRE 誌が届いた。この雑誌、なぜか到着日が月によって3週間位前後する(??)。
"Rewind 2002" と題した今年のベスト作発表が載っている。とりあえずノルウェー物がどんな評価か紹介。
■ 50 Records of the Year
(1位は Sonic Youth "Murray Street")
20位: Raoul Björkenheim / Ingebrigt Håker Flaten / Paal Nilssen-Love
"Scorch Trio" (Rune Grammofon)
ちなみに他の北欧勢では Sigur Rós "( )" が29位。Rune Grammofon からは去年 Supersilent "5" が48位にエントリーした。
■ Electronica
(1位は Soul Center "III")
15位: Kim Hiorthøy "Melke" (Smalltown Supersound)
■ Jazz
(1位は Cecil Taylor Feel Trio "2 TS for a Lovely T")
12位: Close Erase "Dance This" (BP)
15位: Raoul Björkenheim / Ingebrigt Håker Flaten / Paal Nilssen-Love "Scorch Trio" (Rune Grammofon)
個人的には日本でも評価が高い Scorch Trio より、この Close Erase がその上にきたのが嬉しかった。去年のアルバムだけれど、イギリスでは今年のリリースだった。
● そんなことより驚いたのは今号のアルバム・トップレビューが Maja Ratkje "Voices" (Rune Grammofon) だったこと。来月は…どうなんだろう。
>> THE WIRE magazine
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ノルウェーの権威あるジャズ賞の1つ、 Buddyprisen (> 8月14日付 diary) を受賞したギタリスト Jon Eberson が新しいバンドを結成、ツアーを行う (4月23日〜5月11日)。 Buddyprisen を選定している
ノルウェージャズ協会 (Norsk Jazzforum) がツアーをサポートする。
Jon Ebersons New High Quartet:
Jon Eberson (g)
Morten Qvenild (p)
Aslak Hartberg (b)
Andreas Bye (ds)
このリズムセクションについては 8月4日付の diary で少し紹介したように、2人ともフリー系のジャズプレイヤーでありながら、2人ともヒップホップも兼業でやっているというユニークなミュージシャン。しかもベーシストの Aslak Hartberg のほうはラッパー兼業。ピアニストは元 Jaga Jazzist (アルバム "The Stix" 、それに "A Livingroom Hush" 日本盤のボーナストラックのライブ音源でキーボードを弾いている)、同じ元 Jaga の Jørgen Munkeby (sax, fl) のユニット Shining、自主盤が日本まで届いた Ra (そういやセカンドアルバムはどうなったんだろう)、国内盤も出た Solveig
Slettahjell のグループ等々でひっぱりだこ状態の Morten Qvenild。3人とも若い実力派、幅広い音楽性で、しかもちょっとフリーっぽく、なかなか面白そうな顔ぶれ。
2002-12-22 (Sun)
Smalltown Supersound レーベルのオフィシャルサイトがやっとリニューアルされた。Kim
Hiorthøy デザイン。ポップでかわいい…。
>> Smalltown Supersound HP
2002-12-21 (Sat)
『ジャズ批評』誌 No. 114 が発売になった。特集はアート・ペッパー。
この号に私が取材した Nils Petter Molvær のインタビュー記事が掲載されている。目の前でタバコを吸いながら(NPMはかなりのヘビースモーカーだ)、淡々と、でもユーモアを交え、予定をオーバーして(すいません)長時間話してくれた。あんなにしゃべりまくってくれるとは正直意外、というか焦った。穏やかな物腰と話の内容、やっぱりノルウェー人ミュージシャンに共通するものを持っている人だった。話を聞いていてとても面白く、そして取材で私の
NPM ファン度はかなり上がった。それが記事で伝われば、と思う。
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このインタビューの本題とは関係ないことでいろいろ考えた。
2002-12-20 (Fri)
ピックアップの Vol. 16 に Come Shine をアップ。2001年のデビューアルバム "Come Shine" も、先月リリースされた新作 "Do Do That Voodoo" も全て曲目はスタンダード。私はちょっとひねくれた音楽を偏愛しているので、普段スタンダードなんてほとんど聞かないのだけれど、この Come Shine のアルバムは、スタンダードを今更録音してもなお新鮮な驚きがある。それから、基本的にインスト物好き&女性ボーカルはどうも苦手な私なのに、このユニットの女性シンガー Live Maria Roggen は大好きなシンガー。そしてこのユニットの楽曲のアレンジを手がける Erlend Skomsvoll、ビッグバンドなどでの活動が多いためほとんど国外では知られる機会すらないけれど、素晴らしい才能の持ち主として注目されるべき人だと思う。あまり安易に誰かを引き合いに出すのは好きではないけれど、ピアニストで大編成物のアレンジに個性を発揮するということで、Erlend Skomsvoll は 「あまり奇抜過ぎないノルウェーの Django Bates」といったところだ。
…この2枚の作品、国内盤が出て欲しいと本当に思う。
2002-12-18 (Wed)
再び The Source の2日連続ライブについて。今年このクリスマスライブの顔ぶれはメンバー4人の他、Nils
Olav Johansen や、オペラシンガー(!)などのゲストに加え、ビッグバンドの総勢25人。ちなみに去年は24人だった。
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再び Smalltown Supersound の2枚の 12" の売り切れについて。どうも国外からの(まとめての)大量の予約で全部押さえられ、実際は発売前にソールドアウト、という状態で全く通常にはでまわらなかったらしい。…。
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Jaga Jazzist "A Livingroom Hush" がイギリスBBCの「2002年のベストジャズアルバム」の候補に挙げられている。これは読者(というのだろうか)が参加できる投票形式になっていて、何でも好きなタイトルを書けるのだけれど、BBCがお勧めする3枚というのがリストアップされている。そのたった3枚のうちの1枚が Jaga で、他の2枚は Wayne Shorter "Footprints Live" と Keith Jarrett "Always Let Me Go"。現在は Jaga が Keith Jarrett をリードしているとのこと。
それを受けてのインタビューが、こちらはノルウェーの国営放送NRKのサイトに掲載されている。その最後の質問が、なんと次のアルバム("Livingroom"
の次の次、つまり "The Stix" の次のアルバム)について。インタビューに答えている
Martin のコメントによると、2004年より前には出ないとのこと。…イギリスでは「前のアルバム」がフィーバーしてるのに、Jaga
はもうそんな先に行ってしまっている…。
ところで「今のアルバム」 "The Stix" が国外で発売されるのは 2003年の3月/4月というようなことがオフィシャルサイトに書かれている。
>> BBC "Album of the Year: Jazz"
>> NRK : Interview with Martin "Jaga hunts the jazztrophy"
(※ "jaga" は "hunted" というような意味!)
>> JAGA JAZZIST official site
2002-12-17 (Tue)
クリスマスコンサートではないけれど、オスロではこんなコンサートも:
■ Bjørnar Andresen & The Crime Time Orchestra Super Session
12月16日(月)オスロ @ Smuget
Gisle Johansen (sax), Vidar Johansen (sax), Jon Klette (sax), Hild Sofie Tafjord (waldhorn), Ivar Grydeland (g), Christian Wallumrød (key), Bugge Wesseltoft (key), Per Zanussi (b), Ingebrigt Håker Flaten (b), Bjørnar Andresen (b), Thomas Strønen (ds)
まさしくスーパーセッション。このトリプル・ベースは超強力!
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↓の The Source のクリスマスコンサート、2日目はなんと国営放送 NRK のテレビクルーが入る。コンサートの模様は12月27日に
NRK2 で放映されるそう。凄い…。
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Jaga Jazzist "DAY" 12" と Kim Hiorthøy "HEI Remix" 12" が今月初めに Smalltown Supersound レーベルからリリースされた。…しかしちゃんと出回る前になぜかソールドアウト!一体何枚プレスしてどこでどう発売されたのかは不明だけれど、さすがに年明けに再プレスするとのことでちょっと一安心。
2002-12-15 (Sun)
ノルウェーでのクリスマスライブをいくつかピックアップ。
■ The Source: Of Christmas
12月13日(金) トロンハイム @ Trondheim Jazzforum、12月17日・18日オスロ
@ Blå
Øyvind Brække (tb), Trygve Seim (sax), Finn Guttormsen (b), Per Oddvar Johansen (ds) with guests
クリスマス恒例の The Source のライブ。今年はオスロが2日間連続ということで驚いた。今年
"The Source and Different Cikadas" を ECM からリリースした彼らだけれど、その前後も含めてまったくライブはしていないので、このライブは注目なのかもしれない。毎年様々なゲストミュージシャンが参加するけれど今年は誰だろう?
参考アルバム: The Source "The Source: Of Christmas" (1995; Curling Legs; CD21)
そもそも The Source のクリスマスライブというのはこのアルバムから。 Arve Henriksen や Nils Olav Johansen が参加している。今年 ECM から出た作品とは全く異なるユーモア溢れるアットホームな楽しい雰囲気。
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■ Solveig Slettahjell with POING
12月14日スタヴァンゲル、12月15日ハーマル、12月16日オスロ @ Blå、12月18日トロムセ、12月19日ソートラン
Solveig Slettahjell (vo), POING: Frode Haltli (accor), Rolf-Erik Nystrøm (sax), Håkon Thelin (b)
去年 Curling Legs レーベルからリリースしたソロデビューアルバム "Slow Motion Orchestra" が評判で日本でもボンバレコードからジャケ違いの国内盤をリリースした女性シンガー Solveig Slettahjell。POING については、リーダーでアコーディオン奏者の Frode Haltli の説明によると、ジャズというよりトラッドとか現代音楽、ワールドミュージックといった感じの音楽をやるらしい。その POING は来年の春にはデビューアルバムをリリース予定で、来年(2003年、念の為)5月には来日公演を行う。注目!このクリスマスコンサートでは Jon Balke 、Helge Sunde 、Jon Øystein Flink / Øyvind Torvund の曲も演奏するとのこと。
参考アルバム(1): Solveig Slettahjell "Slow Motion Orchestra" (2001; Curling Legs; CD 69)
そのままバンド名でもあるタイトル通り、ゆったりとした雰囲気でスローナンバーを中心としたスタンダードを歌っている。このバンドのバックメンバーは注目すべき若いミュージシャンばかり。元
Jaga Jazzist の Sjur Miljeteig (tp) と Morten Qvenild (p)、Håkon Kornstad Trio や Food 等のメンバーでもある Mats Eilertsen (b), ↑の The Source の他 Close Erase などのメンバーでもある Per Oddvar Johansen (ds) という売れっ子ばかりの顔ぶれ。
参考アルバム(2): Frode Haltli "Looking On Darkness" (2002; ECM; 1794)
↑の The Source のECM 作品にも参加しているアコーディオン奏者 Frode Haltli
のソロデビューアルバム。ECM New Series から。リリースされているのにいまだに入手できない…。
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■ Karin Krog: Man, Woman and Child
ノルウェー各地をツアー中、オスロは12月15日 @ Kanpen Kirke
Karin Krog (vo), Tore Johansen (tp, flh), Jan Gunnar Hoff (p), Bjørn Alterhaug (b), Finn Sletten (ds)
今年の Karin Krog は Bobby Hughes Combination "Nhu Golden Era"
(2002; Stereo Deluxe) なんていうテクノジャズ(いわゆるnujazz)に参加したり、年が半分くらいのギタリスト
Jacob Young とのデュオ作 "Where Flamingos Fly" (2002; Grappa) でスタンダードをやってみたり(プロデュースは John Surman、アルバム途中で Arild Andersen 登場!)、なんとも素敵だった。(↓のアルバムを聴いてないからこんなことを書いている)
参考アルバム: Tore Johansen "Man, Woman and Child" (2001; Gemini; GMCD 105)
クリスマス・コンサートと同じ顔ぶれによるアルバム。…未聴。
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■ Smalltown SuperXmas
12月21日スタヴァンゲル@Tou Scene
live: Martin Horntveth, DJ: DJ Eva Cassell, Spilderhaug, DJ Martyn Reed
こんなクリスマスイベントもある。
参考アルバム: Martin Horntveth "Fast Motion EP" (2001; Smalltown Supersound)
Jaga Jazzist のリーダーでドラマーの Martin Horntveth のソロEP。これにたくさん管楽器が入っていたら Jaga のアルバムに入っていても違和感のない音楽。今年秋に "Skull EP" というEPをリリース予定だったのに見事に発売延期。やっぱり。
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フィンランドのミニマルテクノユニット Pan Sonic の片方、Ilpo Väisänen のドイツ Raster Norton レーベルへの 10インチ2枚を入手。やっぱりこのビートはいい。頭がちょっと覚醒。(私のプレイヤーが10インチを認識しないことを忘れていてターンテーブルに針が落下したり、回転数を間違えて暗黒テクノになったりしたけれど…。)
2002-12-13 (Fri)
北の方から不思議な音楽が届いた。10時過ぎに帰宅してから、ディスク紹介を書こうとしていたのも放り出して4回も聴いた。今年のベスト・アルバムのエントリーはこれが最後になると思った。
本当はもう1枚、長い間待っているアルバムがあるけれど、ま、いいか…。
2002-12-11 (Wed)
ノルウェーの多分唯一のジャズ誌(季刊) "Jazznytt"、今年の第4号が発行された(参考>> 2002年第1号、第2号、第3号)。
今号の表紙は Helge Lien。ただしシルエットのようなどアップで誰の写真かなんて誰もわからない。"Big in Japan" というタイトルのロング・インタビューが掲載されている。この 'Big in Japan' というフレーズ、ノルウェー語の文中で、多分ある種のニュアンスを持たせつつ英語のまま使われる。音楽関係のニュースを見ていると時折見かけるフレーズで、特にはっきりした理由はないけれど個人的には非常に引っかかる言葉。ロング・インタビューが他に2つ。1つはスウェーデン出身、現在デンマークに活動拠点を置く女性シンガー Josefine Cronholm、新作 "Wild Garden" リリースも踏まえての内容。もう1つは Magnolia Jazzband というグループのリーダーでトロンボーン奏者の
Gunnar Gotaas。「ブラインドフォールド・テスト」、つまり音を聴いて曲名やアーティスト名をあててコメントするコーナーのゲストは
Karin Krog。曲目は Dexter Gordon、Alice Babs、Harry connick Jr.、Sissel
Kjrkjebø 等。
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ふらりと、何かに背中を押されるように Supersilent のサイトを始めたのは去年の10月の末。1年経って、サイトを始めたときには想像もしなかったことになった。最初は驚き、しばらく考えて、それはもう後へは引けないということでもあるのだと思い、何だか重みを感じた。
2002-12-08 (Sun)
1.メールでしかやりとりしてなかった人と顔を合わせるのは結構緊張する
2.日本の物価を "cheap" と言う外国人なんて初めてだ
…というわけで金曜日、大阪のしかもよりによって難波で Slowpho の2人に会った。新しく出来たばかりのタワーレコード難波店でのインストアライブは店内以外ではほとんど告知すらなかったにしてはちゃんと見にきた人もいたし、足を止めて聴いていく人もいた。Christian
のサウンドはアルバムとほとんど変わらない音で、初めて生で聴いた Hilde の歌については、ライブならではの何かを表現できるボーカリストなのだと思った。踊りというのか振りつけみたいなのもCDではわからないし。
風邪か何かでずっと体調が悪いらしい Christian はどちらかというと大人しいタイプ。魚介類は好きだそうで、いわく「日本のサーモンはノルウェーのよりおいしい」。それから「ジャパニーズ・サケ」を飲むんだといってビールには目もくれなかった。
Hilde は対象的で、明るくて外交的。体調はともかく、来日して5日も経つのにまだ時差ボケに悩んでいた。魚介類は好きじゃないとのことで「肉!チキン!」。とてもフレンドリーな2人だった。
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ついにデジカメを購入。Nikon COOLPIX 4300。11月末に限定の黒が発売になり、中身は同じながら見かけはこっちのほうが好みだったので、購入をずるずる延ばしていてラッキーだった。一眼レフをメインに使っているからどうもデジカメにはまだ慣れないけれど、最初の1枚を撮ってすぐに、デジカメならではの写真というのがあるんだなぁと感じた。
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スウェーデンからCDを購入。代金を払う前に発送してくれる素早さにいつも驚く。CDが届く前にそのCDをリリースしたミュージシャンに私がそれを注文したことをバラすその素早さにもびっくり。結局、代金も払ってないしメールの返事も書かないうちにCD到着。盤の色と宛名書きの色が一緒だったのは偶然じゃないんだろうなとか思いつつ(普通むらさき色で宛名は書かないだろう)、封筒についていたスウェーデンの切手があまりにもかわいくてずっと眺めている。もちろんCDを聴きながら。ストックホルムも行きたいなぁとふと思った。
12月恒例の Jazzland レーベルのクリスマスイベント、"Jazzland Sessions"
、今年は12月5日〜7日の3日間、オスロのクラブ
Blå で行われる。
□ 12月5日(木)
■ Eivind Aarset's "Electronique Noire"
Eivind Aarset (g), Wetle Holte (ds), Marius Reksjø (b)
■ Beady Belle
Beate Lech (vo), Marius Reksjø (b), Erik Holm (ds), Jørn Øien
(key)
□ 12月6日(金)
■ Pat & Ray
Patrick Shaw Iversen (fl), Raymond C. Pellicer
(beats), Paolo Vinaccia (ds), Audun Erlien (b)
■ Audun Kleive's "BITT"
Audun Kleive (ds), Christian Wallumrød (key), Ståle Storløkken (key), Arve Henriksen (tp), Jan Bang (samples)
■ Wibutee
Håkon Kornstad (sax, fl), Wetle Holte (ds), Per Zanussi (b), Sternklang (beats)
○ Pellicer / Strangefruit DJ set
□ 12月7日(土)
■ Sidsel Endresen "Undertow"
Sidsel Endresen (vo), Jan Bang (samples), Christian Wallumrød (key)
■ Bugge Wesseltoft's New Conception Of Jazz
Bugge Wesseltoft (key), Jonas Lønna (beats), Rikard
Gensollen (per), Ingebrigt Håker Flaten (b), Wetle Holte (ds) with special guest John Scofield (g)
■ Atomic
Ingebrigt Håker Flaten (b), Paal Nilssen-Love (ds), Håvard Wiik (p), Magnus Broo (tp), Fredrik Ljungkvist (sax)
○ Dzihan & Kamien DJ set
12月6日の "Pat & Ray" (Patrick & Raymond と書かれているのも見かける)は、フルート奏者
Patrick Shaw Iversen と DJ の Raymond C. Perllicer による新しいユニット。
Patrick Shaw Iversen は Curling Legs レーベルにリーダー作 "Floating
Islands" (1998; CD43) のレコーディングがあり、最近では Sidsel Endresen
(vo) の Jazzland レーベル作品 "Undertow" (2000) にも参加している。一方の
Raymond C. Pellicer は Nils Petter Movlær のバンドのサウンド担当として知られ、来日もしている。この2人をメインに、Paolo
Vinaccia (ds)、Audun Erlien (b) といういずれも Nils Petter Molvær
周辺といえるミュージシャンが加わる。一体どんな音楽なんだろう?なんでもこのユニット、近々(っていつ頃?)
Jazzland レーベルからアルバムをリリースする予定らしい。
3日目、Bugge のバンドにゲストが John Scofield
というのは音楽的にはわかるんだけれど、なんだか視覚的に面白そう、と思ってしまった(失礼)。Sidsel
Endresen と Christian Wallumrød というのはちょっと聴いてみたい。
2002-12-04 (Wed)
ピックアップの Vol. 15 にノルウェーのパーカッショニスト Terje Isungset の新作 "Iceman Is" をアップ。ノルウェー国内では Jazzland がリリースするこのアルバム、どうもワールドワイドにはEMIからリリースされるらしいワールドワイドなリリース元は未確認(すいません)。アイス・パーカッション、アイス・トランペット、アイス・ハープによる
Terje Isungset のアルバムが出るというニュースより、それが Jazzland から出るということのほうが驚きだった。去年のちょうど今頃「アコースティック・シリーズ」として
Atomic のアルバムをリリース、そして今年はこの Terje
Isungset のアルバムというように、一箇所にとどまらないこのレーベルはまだまだその動きに注目すべき存在なのだと思う。もちろん、このアルバムを皮切りに次々に新作を発表予定の
Terje Isungset というユニークなパーカッショニストも是非注目。
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ノルウェーのグラミーにも相当する Alarmprisen の2003年度のノミネート(ビデオ部門を除く)が発表された。
| POP: Jim Stärk "Ten Songs And Hey Hey" Monopot "Optipess" Loch Ness Mouse "Key West" Hello Goodbye "Heart Attack" Thomas Dybdahl "...That Great October Sound" ROCK: We "Dinosauric Futurobic" JR Ewing "Ride Paranoia" Gluecifer "Basement Apes" Madrugada "Grit" Gåte "Jygrid" METAL: Satyricon Immortal Red Harvest Khold Arcturus HIP HOP / RAP: Gatas Parlament "Holdning Over Underhodning" Tungtvann "Mørketid" Paperboys "No Cure For Life" Apollo "Mine Damer Og Herrer" |
ELECTRONICA: Jaga Jazzist "The Stix" Ugress "Resound" Kim Hiorthøy "Melke" Kaptein Kaliber "Pop Ultra" Safariari "Zebra Knights" JAZZ: Håkon Kornstad Trio "Space Available" Dadafon "Visitor" Björkenheim / Nilssen-Love / Flaten "Scorch Trio" Come Shine "Do Do That Voodoo" Nils Petter Molvær "NP3" SONG: Satyricon "Fuel For Hatred" JR Erwing "Laughing With Daggers" Tungtvann "Bransjehora" Equicez "Live From Pass It" Suferosa "Lucky Lipstick" LIVE: Turboneger Jaga Jazzist Gatas Parlament JR Ewing Ralph Meyers & The Jack Herren Band |
去年からカテゴリーに変更があった。去年はポップとハウス/テクノ
(ベスト・ソング部門も)を Röyksopp が受賞したけれど、今年は ハウス/テクノが廃止され、新たにエレクトロニカ部門が設置された。去年のジャズ部門の覇者
Jaga Jazzist は今年はそちらでのノミネート。ジャズ部門の5ノミネート(紹介していないものも含めて一応全部聴いているアルバムだった)のうち一番最近リリースされた
Come Shine の新作は素晴らしいアルバムなのでなんとか年内に紹介…したい。
ふと気がつくと Smalltown Supersound レーベルの作品が
ロック部門の Monopot "Optipess"、エレクトロニカ部門の
Jaga Jazzist "The Stix"、それに
Kim Hiorthøy "Melke" と3枚もある。
受賞者の発表&授賞式は来年2月15日、トロンハイムで行われる。
>> Alarmprisen website
2002-12-03 (Tue)
![]() |
v/a "Seasonal Greetings" (2002; Mobilé; mobcd2) 01. LOW "Long Way Around The Sea" 02. ORSO "X'Mas Tomorrow" 03. MORGAN CANEY & KAMAL JOORY "Darling" 04. OPIATE "Snow Story" 05. KOMËIT "Atomized" 06. FUTURE 3 "It's That Time Again" 07. ERLEND ØYE "Last Christmas" 08. ST ETIENNE "My Christmas Prayer" 09. BADLY DRAWN BOY "Donna And Blitzen" 10. HOOD "Winter Will Set You Back" 11. DOMOTIC "Smith, Klaus & Wine" 12. HERRMANN & KLEINE "Catch A Snowflake" 13. MÚM "Nóttin Var Svo Ágæt Ein" |
7月21日のdiaryでアコーディオンとメロディカを集めたコンピを紹介したドイツのレーベル
Mobilé の2枚目。(サイトはまだない。)このアルバムは
"a compilation of 13 CHRISTMAS AND WINTER
songs" という趣旨のもの。アイディアそのものは割とありがちなのに、相変わらずセンスを感じる素敵なアルバムになっている。例によって絵本のようになったジャケットを開けると
Paul Auster の有名な "Auggie Wren's
Christmas Story" 。そしてきっちりと記載された親切な各曲のクレジット。
音のほうはまずなんと言っても#7。 ノルウェーのポップデュオ
Kings Of Convenience の片方、眼鏡&ノッポの Erlend Øye
のソロ、しかも曲があの Wham! の "Last
Christmas" !…でアコースティックギターの弾き語りで素朴に歌われる
Erlend の "Last Christmas" は、KOC
以外の何物でもない(ただ、ソロなのでハモらない)。"Last
Christmas" ってこんな曲だっけ?と最初は驚いたけれど、なんとも意表をつきつつ、らしいバージョン。(ところでこのアルバムのクレジットによると、Erlend
の初ソロ作 "Unrest" は結局来年のリリースのようだ。)
Björk のアルバム "Vespertine"
(2001) への参加で注目されるようになったデンマークのアーティスト
Opiate こと Thomas Knack の #4、それに彼を含むデンマークのアーティスト3人によるプロジェクト
Future 3 (今年ベルリンの ~scape レーベルからアルバムをリリースした
System も同じ3人のユニット)、#13 múm
や #12 の Hermann & Kleine など、温かみのある、ちょっとキュートなエレクトロニカ系のも、雪がちらついてきそうで雰囲気がある。
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Jaga Jazzist のセカンドアルバム "A
Livingroom Hush" のイギリス盤のこの渋いジャケはやっぱり
Kim Hiorthøy によるデザインだった。中も同じような色彩で統一され、あのノルウェー盤のアフロおばさんジャケと同じ音が出てくるとはとても信じがたい。インターナショナル盤(=日本盤も同じ)の赤いジャケットも良かったけれど、イギリス盤はアートしていて格好いい。アルバムクレジットもちょっと風変わりな、けれど読みやすいフォント(これは別の人がデザインしている)で統一されている。しかもこのイギリス盤はエンハンスト仕様で、
"Animal Chin" のビデオクリップが入っている。もっとも、このビデオは掲示板で話題になったように
Ninjatune レーベルのサイトからダウンロードできるけれど。
>> Ninjatune HP > ビデオはここから
2002-12-02 (Mon)
オスロ市内で行われた(行われる)気になるデュオ・ライブを2つ。(完全に自分のためのメモ書き)
12月1日 Café Sør
Ketil Gutvik (g) & Ingebrigt Håker Flaten (b) Duo
12月2日 Herr Nilsen
Håkon Kornstad (sax) & Håvard Wiik (p) Duo
こういう、決してレコーディング作品にならない小さいライブを見に行けたらと思う。
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先週の月曜日、11月25日に書いた「今週買うぞの5枚」は、結局上から3枚を購入。上から2枚を週末にわりとゆっくり聴いた。上から3枚目はライナーノートを端から端まで読んで、まだ聴かないでいる。
それ以外に Thirsty Ear レーベル内 Blue Series
の新作、Mat Maneri feat. Joe McPhee "Sustain"
と、その Blue Series の激安(1,190円!)サンプル盤も入手。
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