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2007-03-29 (Thu)

Bugges Room からの、というより Jazzland レーベルのライブ中継シリーズで、新しい顔ぶれの Ingebrigt Håker Flaten Quintet のオスロ公演が中継される。

>> Bugges Room

Ingebrigt Håker Flaten Quintet:
w/ Ingebrigt Håkler Flaten (b), Dave Rempis (sax), Jeff Parker (g), Ola Kvernberg (vln), Frank Rosaly (ds)
@ Belleville, Oslo
オスロ時間3月29日夜9時(= 日本時間3月30日(金)明け方4時)

ヨーロッパはこの前の日曜からサマータイムで時差は8時間から7時間になっている。個人的にはこの1時間は大きく、サマータイムは何かと助かるのだけれど、オスロの夜9時が明け方5時ならともかく4時になるのは辛過ぎる…。


2007-03-28 (Wed)

Rune Grammofon リリース情報。

>> Rune Grammofon

3月26日にリリースされた Opsvik & Jennings のセカンドアルバム "Commuter Anthem" の次は Alog の "Amateur" で、4月23日の発売予定。今回は CD に加え、アナログもプレスされる。

>> Alog
>> Alog @ MySpace.com
>> Musikkoperatørene

さらにその次に控えているのは Ultralyd の新作 "Conditions for a Piece of Music" で、5月17日、ノルウェーの独立記念日にリリースされる予定。Kjetil Møster (sax, cl) が加入してから初めてのフルアルバムで、他のメンバーは Anders Hana (g) と Morten J. Olsen (ds, el-vib) という MoHa! な2人に Kjetil D. Brandsdal (b) 。MySpace には既にアルバムジャケットとともに新曲がアップされている。

>> Ultralyd @ MySpace.com


2007-03-27 (Tue)

諸々滞っている中、取り急ぎ宣伝を。

26日に発売された雑誌『Title』2007年5月号の特集は「北欧デザイン最新紀行」、特集記事の1つで全然デザインと関係なかったりする Radka Toneff のストーリー、さらに彼女に関係あったりなかったりな女性ボーカルアルバム10選を書かせて頂いた。とは言え、音楽関係でない雑誌は初めてで、この記事を企画された若林恵さんにずいぶん助けて頂いての仕上がりだ。

>> Title


私の中では、最初から記事の中には入らない予定の「序章」があったので、それをここにメモしておく。

Radka Toneff は1982年に亡くなっている。今から25年も前のことで、生の情報は全くない。彼女のバイオグラフィーはいずれも出所が同じもので、活動期間がごく短かったこともあり、新しい情報は望めそうもない。また、彼女の記事を書くにあたり私が絶対に避けたかったのは、彼女について必要以上に掘り起こすことだ。彼女の私生活に関する話は、実は全く見つからなかったわけではない。けれど、そんな情報が、彼女の音楽をよりよく知ることにつながるとは思えない。

そういうわけで、今回の記事のため、Eldbjørg RaknesLive Maria RoggenSolveig SlettahjellSusanna Wallumrød という4人のノルウェー人女性シンガーに Radka Toneff について訊いてみた。その前にちょっと躊躇したのは、果たして Radka Toneff について彼女たちに質問するというのはどうなのだろうか、という点だった。そもそも私はミュージシャンと話をする時、影響を受けたミュージシャンの話題を持ち出すことすら極力避けている。ミュージシャンたちは自分自身の音楽に取り組んでいるわけで、影響を受けたミュージシャンの話をすることを好まない人も少なからずいるはずだ。Radka Toneff についてはその謎めいたままの最後など、語られない部分がとても多い。先の4人のミュージシャンは幸いいずれも知人・友人で気兼ねなく直接コンタクトが取れる間柄だが、念のため、彼女たちに話を聞く前に、当時のことをよく知っているはずのノルウェーの音楽関係者に先に質問してみた。「Radka についての話を聞くっていうのはどうなの?」答えは予想外に明快だった。「Radka について話を聞くのは問題ないよ」けれど、私が質問したポイントをつくように言葉は続いた。「ただし音楽の話に限るならね、私生活の話じゃなくて」。

4人のシンガーには、特に質問を設定せず、自由にコメントしてもらった。驚いたのは、彼女たちが本当に喜んで!と快く協力してくれたことだ。中には、Radka についての記事を書くなんて本当に素晴らしい、と自分のこと以上に喜んでくれた人や、コメントする機会を与えてくれてありがとう、と逆にお礼を言ってくれる人もいた。コメントはかなり長いものが多く、彼女たちの Radka への敬愛ぶりがよく伝わってくるものばかりだった。紙面の都合上、コメントは一部しか紹介できなかったことが残念だけれど、彼女たちの心からの言葉を聞くことができたことは私にとってはとても大きなことで、多くのことを知り、多くのことを考えるきっかけをもらった。


2007-03-19 (Mon)

3月10日付diary で紹介した BBC Late Junction の PUNKT 特集続き。予定通り 3月15日(木)に Arve Henriksen Quartet の演奏が放送された。

>> Late Junction 3/15

45分ノンストップの演奏はなかなか興味深く必聴!こういうのを耳にすると、アルバムで聴く演奏というのは、当たり前だけれどそのアーティストのごく限られた部分にしか過ぎないことを痛感することになり、またライブを観に行きたくなってしまう。

ともあれ、今月26日に国内盤がリリースされる "Strjon" と併せてぜひ(宣伝)。Late Junction の放送は今週木曜日まで試聴できる。

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Rune Grammofon の新譜 Opsvik & Jennings "Commuter Anthem" が、例によって3月26日の正式リリースより一足先にレーベルのウェブサイトから購入可能となっている。詳しくは3月10日付diaryを。

>> Opsvik & Jennings "Commuter Anthem" @ Rune Grammofon

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2月7日付diaryで今年上半期の ECM のリリース予定を紹介したが、以前紹介したようにこのリストに含まれていない、つまり下半期以降のノルウェー物では、 Jon Balke のピアノソロ "Book Of Velocities" が2007年春の予定になっていたのに延期中(> 2007年1月18日付diary)、カンテレ奏者 Sinikka Langeland のアルバム(w/ Arve Henriksen (tp), Trygve Seim (sax), Anders Jormin (b), Markku Ounaskari (ds), > 2007年1月10日付diary)が 2007年秋の予定、Christian Wallumrød / Ivar Grydeland / Ingar Zach / Xavier Charles のアルバムも2007年秋(> 2007年1月18日付diary2006年8月12日付diary)、そして新しい情報としては Jacob Young の ECM への2枚目となる新作も今年秋に控えているそう。

>> Jon Balke
>> Sinikka Langeland @ MySpace.com
>> Ingar Zach
>> Jacob Young @ MySpace.com


2007-03-16 (Fri)

リリースメモ。

Gunhild Seim "Time Jungle" (Master Music)
w/ Gunhild Seim (tp), Andrew D'Angelo (as, bcl), Allan Vigre (g), John Lilja (double-b), Dag Magnus Narvesen (ds)
>> Time Jungle
>> Time Jungle @ MySpace.com
>> "Time Jungle" @ musiconline.no

Kirsti Huke "Deloo" (Grappa)
w/ Kirsti Huke (vo), Steinar Raknes (b), Vigleik Storaas (p), Erik Nylander (ds)
>> Kirsti Huke Quartet
>> Kirsti Huke Quartet @ MySpace.com
>> "Deloo" @ Musiconline.no

これからのリリース。

The Indian Core "The Indian Core" (Grappa) 3月29日リリース予定
> 2006年10月16日付2007年1月5日付diary
>> The Core
>> The Core @ MySpace.com

Mats Eilertsen "Shortstories" (AIM) 3月26日リリース予定
> 2006年10月24日付2007年1月5日付1月18日付diary
>> Mats Eilertsen
>> Mats Eilertsen @ MySpace.com
ソロベース作で、2人のゲスト参加あり。

Puma "Isolationism" (Bolage) 3月26日リリース予定
w/ Stian Westerhus (electronics, g), Øystein Moen (electronics, key), Gard Nilssen (ds)
> 2006年10月14日付2006年12月27日付diary
>> Puma
>> Puma @ MySpace.com

Mats Gustafsson & Yoshimi "Words On The Floor" (Smalltown Superjazzz) 3月26日リリース予定
> 2005年12月30日付diary

Two Bands And A Legend "Two Bands And A Legend" (Smalltown Superjazzz) 4月23日リリース予定
> 2007年2月28日付diary

Original Silence "First Original Silence" (Smalltown Superjazzz) 4月16日リリース予定
w/ Mats Gustafsson (sax), Thurston Moore (g), Jim O'Rourke (g, electronics), Terrie Ex (g), Massimo Pupillo (b), Paal Nilssen-Love (ds)
> 2005年9月5日付2006年2月28日付4月16日付diary

>> Smalltown Superjazzz


2007-03-12 (Mon)

2007年2月23日の Jazkamer / Rulla / Aino ノイズライブ(> 2007年2月26日付diary)の写真を Flickr へ。

>> Flickr

この後は Terje Isungset / Arve Henriksen @ 支笏湖と、MZN3+Y @ Super Deluxe をアップ予定。多分。


2007-03-10 (Sat)

イギリス BBC のラジオ番組 Late Junction が今週3回の放送の中で、2006年8月末にノルウェー・クリスティアンサンで行われた PUNKT フェスティバルの音源を放送している。放送から1週間はウェブから試聴できる。

>> 2007年3月6日(火)
Helge Sten (g), Nils Petter Molvær (tp) "Untitled"

>> 2007年3月7日(水)
Sidsel Endresen (voice), Jan Bang (live electronics) "Duplo", "Recollection", "3", "Undertow"

>> 2007年3月8日(木)
Wagner reloaded project "Siegfried Rhine Journey"
w/ Kristiansand Symphony Orchestra, Vytas Sondeckis, Verene Andronikov (vo), J. Peter Schwalm, Neil Cathcpole, Audun Kleive, Eivind Aarset, Lars Danielsson, Mungolian Jet Set, Jan Bang, Erik Honore

私は取り急ぎ火曜日分を試聴。Helge と組むならやっぱりラッパは Arve でしょう…とか思いつつ聴いていたら、来週は Arve Henriksen Quartet の音源を放送するという予告が。ちなみに PUNKT に出演した時のカルテットは Arve, Audun Kleive (ds), Ståle Storløkken (key), Jan Bang (live electronics)。放送は15日(木)の予定。

>> Late Junction
>> PUNKT

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Supersilent 4人全員そろった英語のインタビュー記事:

>> White Heat

それから Rune Grammofon によると、"8-9" は夏の終わりか秋の初めとのこと。また遅れている…。

>> Rune Grammofon

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Rune Grammofon の次のリリースは Opsvik & Jennings "Commuter Anthems"。公式なリリース予定は3月26日。前作 "Fløyel Files" (2005; NCM East) は2005年のベスト10に選んだくらいよく聴いたアルバム。新作は MySpace から試聴できる。

>> "Commuter Anthems" @ Rune Gramofon
>> Opsvik & Jennings @ MySpace.com
>> Opsvik & Jennings

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Christian Wallumrød Ensemble "The Zoo Is Far" 試聴 (> 2007年2月5日付diary, 1月10日付diary)
>> Jazzecho.de


2007-03-05 (Mon)

2007年1月30日付diaryで紹介した Nasjonal Jazzscene の月曜夜のジャムセッションシリーズ "Session" 3月分。今月のホスト役は Per Zanussi。2月分は2007年2月10日付diaryを。

2007年3月5日(月) Per Zanussi / Paal Nilssen-Love / David Stackenäs
2007年3月12日(月) Per Zanussi / Frode Haltli / Morten J. Olsen
2007年3月19日(月) Per Zanussi / Bjørnar Habbestad / Rolf-Erik Nystrøm
2007年3月26日(月) Per Zanussi / Raymond Strid / Martin Kuchen

3月26日の顔ぶれはレギュラーグループ。他もなかなかマニアックというかとても面白い組み合わせだが、POING の2人 Frode Haltli と Rolf-Erik Nystrøm、オランダをベースとする N-Collective のメンバー Morten J. Olsen と Bjørnar Habbestad がそれぞれ別の週に登場するというのがまた一筋縄ではいかない感じだ。しかしこのジャムセッションに一体どういうミュージシャンが飛び入りしているのだか…。


2007-03-01 (Thu)

ファーストアルバム "Little Things" (2004; Propeller Recordings / 2006; The Leaf Label) の輸入盤が日本でもちょっと話題になった Hanne Hukkelberg のセカンドアルバム "Rykestraße 68" (2006; Propeller Recordings) が来月初め頃日本にも上陸する予定。ノルウェー国外のディストリビューターがカナダのレーベル Nettwerk に変わり、Propeller のノルウェー盤 とは異なるジャケットにボーナストラックが1曲追加されたインターナショナル・バージョンが日本にも入る予定とのこと。

>> Hanne Hukkelberg
>> Hanne Hukkelberg @ MySpace.com
>> Nettwerk > Hanne Hukkelberg

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全く触れないのも何なので一応紹介。しかし各日2回の年度末平日4日連続計8回公演、チケットのお値段が1ステージ7350円〜8400円って…(以下略)。

Inger Marie Gundersen feat. Ulf Wakenius 来日公演
2007年3月27日(火)、28日(水)、29日(木)、30日(金)@ コットンクラブ >>
w/ Inger Marie Gundersen (vo), Ulf Wakenius (g), Øivind G. Stømer (sax), Oscar Jansen (p), Ole Kristian Kvamme (b), Geir Aage Johnsen (ds)
>> Inger Marie Gundersen

Inger Marie Gundersen については2枚のアルバムをよく国内のCDショップで見かける。しかし、好きかどうかという話とは別に、個人的にはこの人はまったくどういう人なのか掴めていない。というのも、彼女のバンドのレギュラーメンバーには1人も聞いたことのある名前(知り合いという意味ではない)はないし(もちろん今回一緒に来日する有名なスウェーデン人ギタリスト Ulf Wakenius を除く)、出身地のアーレンダール以外のノルウェー、少なくともオスロのシーンではほとんど見かけないからだ。彼女のサイトを見てみたが、新聞のレビューも地方紙ばかり、MySpace のお友達リストも有名どころ以外知らない人ばかり。一方でアルバムは日本の他、韓国、タイ、香港などでもリリースされているようで、ノルウェーでよく言われる "Big In Japan" の典型。

ちなみに国内盤発売元が変わったためか名前表記がファーストの「インゲル・マリエ・グンナシェン」からセカンドでは「インガー・マリエ・グンデルセン」に変わったが、ノルウェー語の読みとしてはファーストの表記が完全に正しい。とっつきづらいのはよく分かるが、正しい表記で一度国内盤が出たものを、これだけ人気が出た後にどうして「改名」するのか。また、全部英語読みにして「インガー・マリー・グンダーセン」ならそれもありだと思うが、なぜよりによって「インガー」のところだけ英語読みなのか。別項で一度書いたことがあるが、Ingar (インガール)という名前もあり、こちらは男性名。英語読みされることに慣れているノルウェー人とはいえこの名前に限っては微妙だ。


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