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2007-08-31 (fre)

2007年10月1日(月)・2日(火) THE THING @ 新宿 PIT INN
2007年10月8日(月・祝)・9日(火) SCORCH TRIO @ 新宿 PIT INN

8月10日付diaryで紹介した今年10月の The Thing と Scorch Trio の来日公演計4日分のチケットが次の日曜、9月2日に会場のピットインとチケットぴあで発売開始となる。値段は前売り4500円、当日5000円。The Thing の公演については両日ともにギタリストがゲストとして入る。10月2日(火)のゲストは既に公表されているように大友良英、1日(月)は「びっくりゲスト」とされている。

新宿ピットインのウェブサイトに Paal Nilssen-Love の短いメッセージが掲載されている。
>> Topics / 新宿ピットイン
ちなみにメッセージの中にある「珍味」の1つはホタルイカ(一同バカウケしたのでよく覚えている)。

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The Thing の最近の動向については8月16日8月26日付diaryで書いたので、今回は Scorch Trio について。メンバーの Raoul Björkenheim のウェブサイトのニュース欄によると、"Scorch Trio" (2002)、"Luggumt" (2004) に続くサードアルバムを今年中に録音予定で、その前に昨年12月のフィンランド・ツアーのライブ録音CDをリリースするとのことだ。サードアルバムのほうはもちろん Rune Grammofon からだが、ライブ盤のほうは "we're releasing our own cd of live material" と書かれているので、自主制作に近い形になるのかもしれない。いずれにしてもこのグループのライブ盤とは楽しみだ。

>> Raoul Björkenheim

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Raoul Björkenheim のウェブサイトにはこれ以外に新しいグループ Box (> 2007年6月18日8月21日付diary)について詳しく書かれており、なかなか面白いエピソードなので、以下に事実関係の部分のみ簡単にまとめておく。

Box は、Philip Mullarky というイギリス人により構想されたプロジェクト。デンマークに住む彼は映像プロダクション Inkling (www.inklingfilm.com) を運営しており、バンドの録音、最終的には映像作品を作るプロジェクト Box をスタートさせた。2006年に彼はセッションに参加してほしいミュージシャンのリストを作り、それぞれにコンタクトを取り始める。結果、Philip Mullarky がリストのトップに選んだ4人、Raoul Björkenheim (g、フィンランド), Trevor Dunn (b、アメリカ), Ståle Storløkken (key, electronics、ノルウェー), Morgan Ågren (ds、スウェーデン) の全員がオファーを承諾し、プロジェクトはスタートする。Philip Mullarky はその後1年の準備期間を取り、2007年6月のヨーロッパツアーの日程を組んだ。ツアーの前の2007年6月12日、ストックホルムのアトランティス・スタジオでセッションは始まり、2日間で2時間の即興演奏が録音された。この録音は 2008年1月に Rune Grammofon からリリースされる予定だが、ミキシングもマスタリングも既に完了している。

この記事でも書かれているが、8月21日付diaryで紹介した MySpace ページの音源の他、MySpace と YouTube にライブ映像がアップされている("Boxymusic" という Philip Mullarky らしきユーザーのハンドルネームがふるっている)。

>> [box] @ MySpace.com
>> [box] @ YouTube.com


2007-08-29 (ons)

2007年の pickup Vol. 7Susanna "Sonata Cosmos Dwarf Cosmos" をアップ。オスロでのこのアルバムのリリースライブは今日(29日)にクラブ Blå で行われる。Susanna Wallumrød の他に参加が予告されているミュージシャンは Helge StenPål Hausken


2007-08-27 (man)

Jazzland からの新作2枚。

ギタリスト Eivind Aarset の新作 "Sonic Cedex" は、ノルウェーでリリースされているのかされていないのかは不明ながら(STS と同じく Jazzland も正確な情報が掴みにくい)(追記:ノルウェーリリースは9月7日とのこと)、ドイツでは既に大きくリリース情報が出ており、日本にももうすぐ入るようだ。メンバーは Eivind Aarset (g), Audun Erlien (b、以前 Nils Petter Molvær のバンドのレギュラーメンバーだった), Marius Reksjø (b、Beady Belle), Wetle Holte (ds、Wibutee) がレギュラーメンバー、ドイツ・ユニバーサルの情報によるとアルバムには Hans Ulrik (cl、デンマーク) と, 最近 Wibutee のサポートメンバーとしても活動しているギタリスト Tor Egil Kreken がバンジョーで参加しているとのこと。アルバムはそのドイツ・ユニバーサルのジャズ部門のサイト Jazz Echo 、それに Eivind Aarset の MySpace ページで試聴できる。

>> Eivind Aarset @ MySpace.com
>> Eivind Aarset @ JazzEcho.de

もう1枚の新作はドラマー Audun Kleive。彼のグループ Generator X も先の2作 "Generator X" (2000) , "Ohmagoddabl" (2004) から大きくメンバーが変わり、Chrisitan Wallumrød (key) を残し、Ole Morten Vågan (el-b) とのトリオ編成となっている。新作(タイトル不明)からの音源は4トラックが MySpace で試聴できるが、どれもこれもズダズダのリズムとエレクトリックな音が交錯するかなり手ごわい音楽。アルバム全体がこんななのだろうか…。

>> Audun Kleive @ MySpace.com


2007-08-26 (søn)

毎年夏の終わり(というよりノルウェーでは初秋なのだろうけれど)に各メディアに流される秋のリリース情報が今年も8月半ばに出ている。今回は目新しい情報は少なめだが、9月分として Lars Horntveth と The Thing の名前があるのに注目。Lars Horntveth のほうはタイトルや説明などが全く書かれてないが、The Thing のほうはアルバムタイトルが "Immediate Sound" となっているので、シカゴでのライブ録音なのかもしれない("Immediate Sound" はシカゴのクラブ Hideout で行われているライブシリーズの名前)。いずれにしても STS のことなので CD を手にするまで確かなことは分からない。(追記:別の情報によると Ken Vandermark との共演、とのことなので、ますますシカゴでのライブ録音のようだ。)

>> Dagsavisen

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The National Bank が新作を準備している、という話は 2006年9月20日付diary で紹介したが、2008年春のアルバムリリースに先駆け、8月17日にシングル "Let Go" がリリースされた。この楽曲の作曲は Lars Horntveth。ノルウェーではとてもよく知られるシンガー・ソングライター Thomas Dybdahl をフロントに、Jaga Jazzist の Martin と Lars の Horntveth 兄弟、In The CountrySusanna and the Magical Orchestra のピアニストで元 Jaga Jazzist の Morten Qvenild 、ノルウェーのロックバンド BigBang の元メンバーでジャズロック寄りの活動もしているベーシスト Nikolai Eilertsen という顔ぶれの The National Bank はデビュー作 "The National Bank" (2004) が記録的なヒットとなり、大変注目されるセカンドアルバムのリリースとなる。

>> The National Bank @ MySpace.com (新曲はこちら)
>> The National Bank

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Motif は、メンバーのうちの3人、Ole Morten VåganHåkon Mjåset JohansenHåvard WiikHåvard Wiik Trio として来日する直前にレコーディングを行っており、新作は順調に遅れつつも来年初め頃リリースされる予定になっている。そのアルバムからの1曲が Ole Morten Vågan の MySpace ページにひそかにアップされている。Håvard Wiik のいかにも彼らしいスリリングなソロが聴けるが、彼は Motif のレコーディングには初参加、その点が前作までの聴き慣れた Motif の音と随分異なる印象だ。

>> Ole Morten Vågan @ MySpace.com

ちなみに前作からの音源は Motif のページに置かれている。

>> Motif @ MySpace.com
>> Motif

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8月16日付diaryで紹介した STS の新作関連ニュースのうち、Two Bands and a Legend の補足を。この3曲入りのCD "I See You Baby" (2007; Smalltown Superjazzz; STSJ130CD) のマテリアルは、今年リリースされた "Two Bands and a Legend" (2007; Smalltown Superjazzz; STSJ104CD) と同じレコーディングセッションからのもので、マスタリングも先のアルバムと同時に行われている。アルバム1枚半の録音を1枚と半分に分けたのか、1枚分ピックアップした残りなのか、それとも…??

それはともかく、タイトルトラックは Groove Armada の "I See You Baby Shakin' That Ass" 。オリジナルはこちら↓

>> "I See You Baby" @ YouTube.com

オリジナルの冒頭の女性の声は Two Bands and a Legend バージョンではしゃがれた低い声で、Cato Salsa Experience のボーカル Cato Thomassen の声ではないので、Joe McPhee かもしれない。


2007-08-25 (lør)

>> Supersilent "8" @ Rune Grammofon

赤系になるかもとは思っていたが、ピンクとは…。


2007-08-21 (tirs)

来年 Rune Grammofon からデビュー作をリリースする多国籍グループ [box] (> 2007年6月18日付diary)の音源がついに MySpace に登場!

[box] Raoul Björkenheim (g), Trevor Dunn (b), Ståle Storløkken (key, electronics), Morgan Ågren (ds)
>> [box] @ MySpace.com


2007-08-16 (tors)

Smalltown Supersound の最近の動向については、音楽的に私の好みから大きく外れるものが多くなってきたことに加え、レーベルサイトにはひたすらレビューの紹介ばかりでリリース情報が全く掲載されなくなったことにより気分的にも遠ざかっているが、Kim Hiorthøyの新作 "My Last Day" (> 2007年8月3日2007年7月22日付diary)の他にも注目すべきアルバムがリリースされている。

Peter Brötzmann / Mats Gustafsson / Paal Nilssen-Love "The Fat Is Gone" (2007; Smalltown Superjazzz; STSJ138CD)
>> "The Fat Is Gone" @ sts.musiconilne.no

8月18日に行われるオスロ・ジャズフェスティバルでのライブがこのアルバムのリリースコンサートとなるが、そのプログラムによると、このトリオは2006年2月に初お目見えし、その後2006年7月のモルデ・ジャズフェスティバルでのライブ録音がこの作品、とのこと。↑の Muisconline のページの試聴音源からは、この顔ぶれから想像されるとおりの音が飛び出してくるが、3曲で1時間強という構成も"らしい"…。

>> Oslo Jazzfestival

この周辺では、先ほどフルアルバムが出たばかりの Two Bands And A Legend (Cato Salsa Experience / The Thing / Joe McPhee) の "I See You Baby" (2007; Smalltown Superjazzz; STSJ130CD) というCDもリリースされている。こちらは同じ3曲でも収録時間は28分なのでどうみても EP だが、上のトリオ と同じ値段となっている。

>> "I See You Baby" @ sts.musiconline.no

で、Kim Hiorthøy の新作はこちら。全曲少しずつ試聴できる。

>> "My Last Day" @ sts.musiconline.no


2007-08-15 (ons)

Susanna の初ソロアルバム "Sonata Mix Dwarf Cosmos" が Rune Grammofon のサイトから購入できるようになっている。

>> "Sonata Mix Dwarf Cosmos" @ Rune Grammofon

Rune Grammofon の今後のリリース予定は:

2007年9月17日 Supersilent "8"
2007年10月1日 Ole Henrik Moe "Tre Persefone / Ciaconna"
2007年11月5日 Food タイトル未定

Food は、前作 "Last Supper" (2004) から大きくメンバーが代わり、グループは Iain Ballamy (sax) と Thomas Strønen (ds, electronics) のデュオになっており、新作には Maria Kannegaard (fender rhodes) と Ashley Slater (electronics, key) が参加している。

>> Thomas Strønen


2007-08-10 (fre)

2007年10月1日(月)・2日(火) @ 新宿 PIT INN
The Thing: Mats Gustafsson (sax), Ingebrigt Håker Flaten (b), Paal Nilssen-Love (ds) with guests

2007年10月8日(月・祝)・9日(火) @ 新宿 PIT INN
- 八木美知依 (筝), Ingebrigt Håker Flaten (b), Paal Nilssen-Love (ds)
- Scorch Trio: Raoul Björkenheim (g), Ingebrigt Håker Flaten (b), Paal Nilssen-Love (ds)

>> Ingebrigt Håker Flaten
>> Paal Nilssen-Love
>> Raoul Björkenheim
>> 八木美知依
>> Scorch Trio @ MySpace.com
>> 新宿 PIT INN

Ingebrigt と Paal のウェブサイトに掲載されたのでここでも紹介することにする。この日程で Ingebrigt と Paal が2回来日することはほぼ間違いないが、細かいこと、例えば Ingebrigt のサイトに 2日のゲストは大友良英と書かれていることなどは、予定として見ておいたほうがいいかもしれない。


2007-08-08 (ons)

Jazzchor Freiburg (chor / DE) + Torun Eriksen (vo / NO) + Acoustic Instinct (beatbox / DE) 来日公演

2007年8月30日(木) 高知市文化プラザ大ホール (高知県高知市)>>
2007年8月31日(金) 須崎市立市民文化会館大ホール (高知県須崎市)>>
2007年9月1日(土) 室戸市保健福祉センター 夢ひろば (高知県室戸市) >>
2007年9月2日(日) 愛媛県県民文化会館 サブホール (愛媛県松山市) >>

>> Jazzchor Freiburg
>> Torun Eriksen
>> Acoustic Instinct


2007-08-07 (tirs)

ノルウェー音楽情報センター(MIC)に、オスロのジャズクラブ(どちらかというとライブハウス、といった趣) Cosmopolite / Belleville (> 2007年4月4日diary)が家主から賃貸契約を打ち切られ、2008年3月中には場所を明け渡さなければならなくなった、という記事が掲載された。記事中にはこの会場を本拠地にしている Nasjonal Jazzscene (ノルウェージャズのコンサート企画組織のようなもの)のリーダーのインタビューもあり、それによると、元々ここはホテルを建てる予定もあった場所のため、このような事態になるリスクには配慮し、短期間の契約を続けてきており、彼らにとっては特に驚くようなことではないとのことだ。Nasjonal Jazzscene は代わりとなる場所を探すが、理想は自身のライブスペースの確保、折りしもトラッドの同様の組織が2009年から自身のスペースを持つ予定でジャズもこの歩みについて行きたいとする一方、これまでの Cosmopolite / Belleville との活動に満足しており、Cosmopolite が別の場所を見つけることが出来、また一緒に活動を続けることが出来れば、とも述べている。

>> En natjonal jazzscene uten hus (=A national jazzscene without a house) @ MIC

現在はオスロを代表するもう1つのクラブ Blå もおかしなことになっており (> 2007年6月20日付diary)、ブッキングをしている人たちのほうの Blå はまだ正式には新しい会場を確保できていないようだけれど、今度は Cosmopolite / Belleville までこの事態。ライブ活動の場というものは時間的に後からのフォローが効かないものであり、シーンにあまり大きな穴が開かなければと思う。


2007-08-06 (man)

6月の Håvard Wiik Trio 来日公演の写真を flickr へ。

>> Håvard Wiik Trio @ flickr.com


2007-08-03 (fre)

2007年7月22日付diaryKim Hiorthøy の新作 "My Last Day" のリリース予定について紹介したが、ノルウェー音楽情報センター(MIC) のウェブサイトの記事によると、このアルバムのノルウェーでのリリース予定は8月6日で、11月6日というのはインターナショナルなリリース日だそうだ。ジャケットと曲目リストはノルウェーのCDショップチェーン Platekompaniet のサイト↓に掲載されている。国内盤のリリースは10月5日で変わらず、HMVのサイトによると、通常国内盤CDは2415円、Tシャツ付限定盤についてはTシャツのサイズがレディースとメンズの2種類でいずれも4725円。"Hei" も同日に国内盤化され、こちは2310円。

最初に引用したMICの記事は、8月8日オスロ Øyafestivalen での Kim Hiorthøy のライブに Paal Nilssen-Love が特別参加、つまりデュオコンサートを行う、という内容で、こちらのほうが驚いた…。

>> "Elektroniker møter frijazzer på Øya" @ MIC
>> "My Last Day" @ Platekompaniet


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