discs - September 2003

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last updated: 28 September 2003


● 名前の発音は「キム・ユッテイ」と「キム・ヨッテイ」の中間、かなり「ユ」寄り。アクセント(高低アクセント)は「キ」と「テ」に。


Melke / Kim Hiorthøy (2002; Smalltown Supersound; STS061CD)
Kim Hiorthøy
デザイナーでありミュージシャンである Kim Hiorthøy の、フルアルバムとしては2000年のデビュー作 "Hei" に続く2枚目。内容は彼が以前に Smalltown Supersoud レーベルから限定でリリースした "Torture Hapiness" (2000; STS043) と "Nu Kommer Cathrine Inn, Hon Lutar Sig Mot Dörrposten" (2001; STS051) という現在入手不可能な2枚の7" に収録されていた曲、他のレーベルのコンピ盤などに提供したトラック、それに同じレーベルに所属するアーティスト Monopot の "Sane" (Monopot の "Taran EP" に収録のものと同じ) と Jaga Jazzist "Going Down" (Jaga サイドからリリースされたバージョンとは別) の Kim Hiorthøy によるリミックスを集めたもの。ぼさぼさ頭であくびをするジャケット写真や独特の「間」を感じるブックレット内の写真、右下がりの手書きの字によるクレジット(読みにくい)、「牛乳」というアルバムタイトル、そしていろいろなところから集められた音源は、一貫して Kim Hiorthøy というアーティストの個性的な感性を表現している。ただしアルバムの体質上、前作よりもそれぞれの曲が独立している。ほのぼの感よりもどこか遠い昔の記憶を辿るようなノスタルジーのほうが強く、それがテクノよりのビートと微妙なミックス具合。 (2003/09/28)

● レコーディングされたのは >> こんなところ


Frozen By Blizzard Winds / Kevin Drumm // Lasse Marhaug (2002; Smalltown Supersound; STS059CD)
Kevin Drumm (g, electronics), Lasse Marhaug (computer)
黒地にシルバー、しかもゴシック調というかメタル調なロゴでタイトルとアーティスト名のみが書かれたアートワーク、そしてこのタイトル。さぞかしハードコアなものが出てくると思いきや、鋭角的でありつつ予想よりもずっと穏やかなサウンドが出てきた。それぞれのクレジットからもわかるように「作られた音」なのだけれど、時折ふとフィールドレコーディングを織り交ぜているのではないかと思うような音が出てくる。現代の日常生活で身の回りに溢れるノイズをモチーフに音楽にしたような感覚。 Kevin Drum の弾くギターが効果的。3曲29分。2001年10月13日、オスロ郊外の Høvikodden という町にある Henie -Onstad Kunstsenter でのライブ録音。 (2003/09/04)

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