discs - November 2007

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last updated: 15 November 2007


Rock; Meg I Rauå! / MoHa! (2005; Humbug; 057; CDR)
Anders Hana (g), Morten J. Olsen (electrosticks)
MoHa! の2枚目のリリースで、最初のリリース "Det e jo rock, for faen" (2004; Enlightenment, CDR) と、Rune Grammofon からのフルアルバムに次いでリリースされた4作目 "Rck/Off" (2007; Humbug, 7") と共に "Rock" 3部作を成す。手作りっぽいジャケットとラベル面の CD-R、1トラック26分41秒という内容だが、中身はいくつかの場面に分かれていて1曲のようには感じられず、むしろトラックに区切らなかったというほうが正確だ。ギターをガシャガシャと掻き鳴らしていている音のみかろうじて楽器が想像できるが、それ以外はローテクな手触りのノイズとも音響とも打楽器の音ともつかない音が飛び出してくる。無邪気な、しかしこのデュオの可能性を感じさせる非常に秀逸な作品。 (2007/11/19)

En Aldeles Forferdelig Sykdom / Spunk (2005; Rune Grammofon; RCD2048)
Kristin Andersen, Hild Sofie Tafjord, Maja Solveig Kjelstrup Ratkje, Lene Grenager
ノルウェーの女性4人組 Spunk の、リミックスアルバムを除くと3作目となるアルバムで、いつものようにスウェーデン人作家 Astrid Lindgren の『長靴下のピッピ』から取られたノルウェー語のアルバムタイトルは「本当に恐ろしい病」の意。アルバムには楽器のクレジットは全くないが、それぞれのメインの楽器であるヴォイス、トランペット、フレンチホルン、チェロを中心に、実に様々な音が飛び交う。エレクトロニクス類は控えめで、あくまで楽器を演奏したり叩いたり掻き毟ったり、美しく歌ったり奇声を発したりの生音が中心で、それらを原型を完全にとどめた状態でざっくり、かつ絶妙なバランスと濃さとタイミングで混ぜ合わせた即興演奏。ということで何が飛び出すか分からないおっかなさとキッチュでユーモラスなホラー性を湛えているが、どこまでも聴き易いのはプロデューサーの Jørgen Træen の成せる技ではないかと思う。 (2007/11/15)

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