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ノルウェー人ミュージシャンの名前の読み方。
現地でも人によって発音にはかなり差があり、その中でもごく標準的なものを異様にならない程度のカタカナ表記で紹介。
#42 Heidi Skjerve : ハイディ・シャルヴェ
「ei」は「アイ」と読む人と「エイ」と読む人に二分されるので「ヘイディ」とする人もいるかもしれない。「skj」は「シャ」行の音。(※ シャルヴェなのかシェルヴェなのかについては微妙な感じがするので調査中)
#41 Ole Morten Vågan : ウーレ・モッテン・ヴォーガン
「o」は基本的に「オ」よりかなり「ウ」に近く(ただし例外多々)、後ろに続く子音が1つのため長母音。「ウ」から「レ」に向けて少し上がる。ノルウェー人によくある名前「Morten」は#34を。「å」=「aa」=「オ(ー)」、ここも後ろが子音ひとつのため長母音。要注意:ファーストネームは「Ole Morten」。
#40 Anders Hana : アンネシュ・ハーナ
「-nd」の「d」は発音されないことが多い、というより「アンデシュ」と「アンネシュ」と「アネシュ」の間くらいのイメージ。「-rs」の「r」は巻かず後ろの「s」は「シュ」の音になる。 (2005/10/17)
#39 Nils Økland : ニルス・エクラン
ファーストネームは #9 Nils Petter Molvær 参照。「ø」は「ウ」の口で「エ」のような感じ、後ろに子音が2つ続くので短母音。「-nd」の綴りの「d」は通常発音されない。 (2005/06/14)
#38 Bjørnar Andresen : ビェーナル・アンドレセン
「ø」は「ウ」段の音と表記する人もいるが、実際は「エ」に近い(ただし口はかなり丸い)。「rn」の綴りの「r」は巻かないが、次の「ar」の「r」はしっかり巻く。(2005/04/07)
#37 Pål Hausken : ポール・ハウスケン
#2 「å」=「aa」=「オ(ー)」。ファーストネーム 「Pål」 は Paal Nilssen-Love のファーストネーム 「Paal」 と全く同じ名前。 (2005/03/31)
#36 Kjetil Møster : ヒェティル・メステル
「kj」は「ヒャ」行の音(参考: #29 Maja Ratkje、#31 Hilde Marie Kjersem)。#21 Ketil Bjørnstad のファーストネーム「ケーティル」との違いは要注意、どちらもよくあるノルウェー人の名前。(追記) ベルゲン出身の本人および周辺の人々は「シェティル」と発音している。
#35 Mats Eilertsen : マッツ・アイレッツェン
「ei」は「アイ」もしくは「エイ」とも読むので、「エイレッツェン」も可。「r」は後ろの「t」に影響され巻かず、「t」はそり舌音になる(参考 #12, #20 など) (2005/01/28)
#34 Morten Qvenild : モッテン・クヴェニル
「rt」の綴りの「r」は巻かず後ろの「t」の音に吸収され、そり舌音になる (参考: "Martin" > #12) 。「q」はノルウェー語では名前に限らずまず使われないアルファベットで、通常この音だと「kv」と綴る。「ld」の語尾の「d」は通常発音されない。 (2004/10/18)
#33 Ingar Zach : インガール・サック
ファーストネームは「ガ」から「ル」にかけて微妙に上がる。「z」は「サ」行の音、「ch」は「k」と同じ「カ」行の音になる。Ingar は男性名だけれど、よく似た綴りの Inger (インゲール)は女性名なので間違えてはいけない。 (2004/09/14)
#32 Eivind Aarset : アイヴィン・オーシェット
「ei」は「アイ」と読む人と「エイ」と読む人がいるので、この名前も「エイヴィン」と読むこともある。「-nd」の「d」は通常発音されない。「aa」=「オ(ー)」は通常の綴りでは「å」、人名などでは「aa」も用いられる。「rs」という綴りの「r」は巻かずに後ろの「s」は「シュ(この場合シェ)」になる。後ろに子音が2つくる母音は原則短母音だけれど、この「å」の場合後ろの音の影響でやや長く、別の言い方をすれば「オッシェット」のように聞こえる。 (2004/07/20)
#31 Hilde Marie Kjersem : ヒルデ・マリエ・ヒャシェム
「kj」は「ヒャ」行とでもいうのか、ドイツ語の「ch」に近い音。「er」は普通「エル」と巻くが、アクセントがある短母音でかつ語尾でないときは「アル」となることがある。「rs」の「r」は巻かずに後ろの「s」は「シュ」になる。この名前の「Marie」はミドルネームで、ファーストネームは「Hilde」のみ。 (2004/05/14)
#30 Elin Rosseland : エーリン・ロッセラン
「Elin」の「e」は後ろに子音1つのため長音。「-nd」の綴りの「d」は発音されない。 (2004/03/12)
#29 Maja Solveig Kjelstrup Ratkje : マーヤ・スルヴァイ・ヒェルストルップ・ラトヒェ
「Maja」の一音節目は後ろに子音が1つしかないので長くなる。「Solveig」 は #23 参照。「kj」は発音記号では [ç] 、ドイツ語の「ch」と同じ「ヒ」に近い音になる。この長い名前のファーストネームは「Maja」のみ。「Solveig」はミドルネーム、「Kjelstrup」はお母さんに由来する名字なので、恐らく「Ratkje」はお父さんに由来するファミリーネームと思われる。省略する時は「Maja Ratkje」。(2004/02/23)
#28 Siri Gjære : シーリ・ヤーレ
ファーストネームは普通に「シーリ」、ただし語尾は上がる。「gj」の綴りの時の「g」は発音されず「j」のみ、つまり「ヤ行」の音になる。「æ」は大雑把に言って、「r」の前では「エ」に近い「ア」、それ以外の子音の前では「エ」になる。 (2004/02/17)
#27 Sidsel Endresen : シッツェル・エンドレーセン
「ds」は「ts」(ツ)の音、子音が2つ続くのでその前の「i」は短母音になる。ファミリーネームは2つめの「e」にアクセントがあり、そのすぐ後ろに子音が1つのため長母音になる。 (2004/02/11)
#26 Eldbjørg Raknes : エルビェルグ・ラクネス
「ld」という綴りの「d」はサイレントになることが多く、このファーストネームも「d」は発音されない。 (2003/01/24)
#25 Live Maria Roggen : リーヴェ・マーリア・ロッゲン
読み方に関してはまるでローマ字読みで問題なし。この名前の「Maria」はミドルネームで、少なくともノルウェーでは彼女のファーストネームは「Live」。ただしオフィシャルサイトやCDでは、ノルウェー語は「Live」なのに英語の場合には「Live Maria」とされている。 (2004/01/11)
#24 Hild Sofie Tafjord : ヒルド・ソフィエ・タフィヨール
通常「ld」の綴りの「d」は発音されない(→#14)けれど、この Hild 、それに類似する Hilde や Hilda についてはいずれも「d」は発音される。「Hild」は戦争の女神の名前に由来するそう。「rd」の綴りの「d」も発音されない。この名前の「Sofie」はいわゆるミドルネームのようで、彼女のファーストネームについては「Hild Sofie」でなく「Hild」とする記述が多い。 (2004/01/05)
#23 Solveig Slettahjell : スルヴァイ・シュレッタイェル
「o」は基本的には「オ」より「ウ」に近い。次の二重母音「ei」は通常「アイ」だけれど「エイ」と発音する人もかなり多い。このファーストネームの末尾の「g」は発音されない。「sl」の綴りの「s」は普通「シュ」音になるけれど、これは個人差・地方差も多い。「hj」という綴りの「h」は無視され、「j」の音、つまり「ヤ行」の音となる。ところでファーストネーム「Solveig」は作曲家グリークの曲でとても有名なノルウェーの女性のファーストネームの1つではないだろうか。 (2004/01/04)
#22 Lars Andreas Haug : ラーシュ・アンドレアス・ハウ
「Lars」は #13 を、「Haug」は #15 を参照。彼のファーストネームは「Lars Andreas」であり、この2つを切り離すことはできない。 (2003/12/29)
#21 Ketil Bjørnstad : ケーティル・ビェーンスタ
ファーストネームの「e」は、アクセントがあり、後ろに続く子音が1つのため長母音になる。「rn」の「r」は後ろの「n」に吸収されて巻かなくなり、前の母音「ø」(「エ」と「ウ」の間)は長母音のように聞こえる。語尾の「d」はこの場合発音されない。(2003/12/28)
#20 Kim Hiorthøy : キム・ヨッテイ
私の経験した中では最も、というより唯一なかなか通じない発音。「hi」は通常は「hj」と綴り、この場合の「h」は発音されない。「j」はノルウェー語(を含めたゲルマン諸語)では「ヤ行」の音。「o」はアクセントのある短母音のため「オ」。「th」は外来語系の綴りで、「t」と同等。「rt」の綴りの「r」は「t」に吸収され発音されなくなり(巻かない)、「t」はそり舌音になる
(#12 参照)。「øy」の二重母音は文字通り「ウ」と「エ」の間の「ø」、「イ」と「ユ」の間の「y」を並べたもの
(#7参照)。 (2003/12/23)
補足:ノルウェー語の法則に従えば、「kim」という綴りは「ヒム」という発音になるはずなのだけれど、どうも「キム」と発音されていたような気がする。例外なのか、私の聞き間違いなのか…(2003/12/28)
#19 Ståle Storløkken : ストーレ・ストーレッケン
「å」は「オ」の音、ここではアクセントがあり続く子音が1つのため長母音「オー」。「rl」は「r」は後ろの「l」に吸収され巻かなくなり、「l」はそり舌音になり前の母音「o」(この場合はアクセントがある短母音のため「オ」)は長母音のように長く聴こえる。「ø」は「エ」と「ウ」の間くらいの音。 (2003/12/22)
#18 Jarle Vespestad : ヤーレ・ヴェスペスタ
「rl」は「r」が「l」に吸収され巻かなくなり、その前の母音が長母音のようになり、「l」はそり舌音になる。長母音の後の「d」は通常発音されない。 (2003/12/19) Jarle Vespestad 本人は自分の名前を「ヤーレ・ヴェスペスタッド」と発音。彼はオスロ近郊の方言を話すそうだ。本人以外では「ヴェスペスタ」と発音する人のほうが多い気がするのだけれど。 (2004/05/25)
#17 Håvard Wiik : ホーヴァル・ヴィーク
「å」は「オ」の音、アクセントがあり後ろに子音が1つなので長母音「オー」になる。「rd」の「d」はサイレント。「w」は外来語や人名などのみで使われ、「v」と同じ音。「Wiik」と同じ音の「Vik」のほうが一般的なノルウェー語綴り。 (2003/12/18)
#16 Ingebrigt Håker Flaten : インゲブリクト・ホーケル・フラーテン
#15 の「gs」→「ks」と同じく、「gt」は「kt」と同じ発音になる。実際同じ名前を Ingebrikt と綴る場合もある。「å」=「aa」=「オ(ー)」、語尾の「er」はエル。彼のファーストネームは「Ingebrigt」、「Håker」はダブルネームのように名字のほうに所属するため、彼の名字をいうときは「Håker Flaten」でも「Flaten」でも可。 (2003/12/17)
#15 Jan Erik Kongshaug : ヤン・エリック・コンクスハウ
「gs」は「ks」と同じ音、つまり「クス」という音になる。語尾の「g」は発音されないものが多く、「haug」の「g」も発音されない。ちなみに「haug」は「丘」の意味。このファミリーネームはさしずめ「王の丘」といったところ。 (2003/12/16)
#14 Arild Andersen : アーリル・アンデシェン
今まで聞いたノルウェー人の名前の発音で一番衝撃的だったのがこの人。自分の耳を疑った。「ld」の「d」は発音されない。「rs」は#13と同様、「r」が「s」に吸収され巻かずに「s」は「シュ」(この名前の場合後ろに「e」があるので「シェ」)になる。…けれどノルウェー人ミュージシャンは正しく名前を呼ばれないことに慣れているふうなので、「アリルド・アンデルセン」と言っても聞き返されることもなく問題なく通じる。(2003/12/14) ※ 追記: Andersen の "d" はほとんどサイレントになることもあり、その場合は「アネシェン」に近い読みになるようだ。
#13 Lars Horntveth : ラーシュ・ホーントヴェット
「rs」の「r」は発音されず(巻かずに)「s」は「シュ」の音になる。この「s」はそり舌音の一つ(とする文法書もある)、他のそり舌音と同じく「ラ(ー)ッシュ」のような音。ファミリーネームは下記↓お兄さんを参照。(2003/12/13)
#12 Martin Horntveth : マッティン・ホーントヴェット
「rt」は「r」が後ろの「t」に吸収されて発音されなくなり、「r」はそり舌音になる。ファミリーネームの「o」はアクセントのある短母音のため「オ」。「rn」は「r」が「n」に吸収されて発音されなくなり(前の母音「o」は長母音ぽくなり)、「n」はそり舌音になる。「th」は外来語系の綴りで「t」と同じ音。名も姓も難しくない発音だけれど、高低アクセントが上がったり下がったりいそがしい。(2003/12/12)
#11 Erlend Skomsvoll : アーレンド・スコムスヴォル
「er」の例外。「er」は通常「エル」だけれど、単語の末尾でなく、アクセントがある短母音の場合に「アル」となる(ことがある)。このファーストネームの場合、さらに「r」が続く「l」に吸収され「l」はそり舌音(#8参照)になり、前の母音は長母音のように聞こえる。「nd」となる時の「d」は普通は発音されないけれど、この名前は例外的に発音される。説明すると異様に難しいけれど、よくある名前。ファミリーネームの「o」は2つとも短母音の「オ」。最初のほうはアクセントがある短母音、後ろのほうはアクセントがなく子音が2つ続く、という例外(といっても多いけれど)に当てはまるため「ウ」にならない。 (2003/12/11)
#10 Per Zanussi : ペール・サヌッシ
ノルウェー語の「z」は「s」と同じサ行の音。「jazz」は「ヤス」。「Jaga Jazzist」は「ヤーガ・ヤシスト」。「John Zorn」を「ヨン・ソーン」と発音する人までいる(余談)。「u」は通常「ウ」というより「ユ」に近い音、「サニュッシ」のほうが近いかもしれない。 (2003/12/10)
#9 Nils Petter Molvær : ニルス・ペッテル・モルヴァル
#7の「æ」は実は例外っぽく、本当はこっちを先にすべきだったのかも。「Petter」のような語尾の「-er」は大抵「エル」となる。「Molvær」の「o」は例外的に「オ」(アクセントのある短母音のため)。「æ」は「ア」と「エ」の間、「ær」は「アル」とカタカナ表記するのが一般的なようなのでこの表記に。この人の場合、それぞれの細かい発音より、「Petter」はミドルネームではなく、「Nils Petter」と2つでファーストネームを形成している、ということのほうが重要。彼をファーストネームで呼ぶ時は必ず「Nils Petter」。「Nils」と呼ぶことは絶対にない。 (2003/12/09)
#8 Håkon Kornstad : ホークン・コーンスタ
「å」は「オ」の音。アクセントがあり、後ろに続く子音が1つなので長母音になる。「o」は通常「ウ」に近い音だけれど例外があり、その1つが「アクセントのある短母音」でこの場合短い「オ」になる。ファミリーネームのほうの「o」はこの例外に当てはまる。「r」は普通巻くけれど、幾つかの子音の前ではその子音に吸収されてその子音は「そり舌音」になり、「r」は発音されない。そり舌音は読んで字のごとく、舌先が巻くのだけれど、違いを聴き取るのはむずかしい。強引に表現すると「コッンスタ」。これが↑のように長母音のように聞こえる。語尾の「d」は読まないことが多く、この場合も読まない。(2003/12/08)
#7 Øyvind Brække : エイヴィン・ブレッケ
「øy」という日本語にはない母音を2つ連ねた二重母音を「エイ」と書いてしまうことには抵抗があるけれど、それ以外どうしようもない。唇を丸めたまま「エイ」と発音する感じとでもいうのか。「-nd」という綴りの「d」は大抵サイレント、発音されない。「æ」は、アルファベット2文字だと「ae」、1文字だと「e」に置き換えられるように、「ア」より「エ」に近い。 (2003/12/07)
#6 Trygve Seim : トリグヴェ・サイム
「y」は「イ」と「ユ」の間くらいの音、唇を丸めた「イ」の音。このファーストネームは「トリグヴェ」と「トリュグヴェ」の間くらいに聞こえる。「ei」は「アイ」または「エイ」だけれど、本人や周辺の人は「サイム」と発音していた。(2003/12/06)
#5 Audun Kleive : アウドゥン・クライヴェ
二重母音が2つ。「au」は普通に「アウ」。「ei」は「アイ」と発音する人と「エイ」と発音する人がいるけれど、「アイ」のほうがより通常か。 (2003/12/05)
#4 Jon Balke : ユン・バルケ
個人的にはカタカナ表記は「ヨン・バルケ」でよいとは思うけれど(混乱しそうだし、「ヨン・バルケ」って言っても通じると思うし)。それはともかく、ノルウェー語を含めたゲルマン系言語の「j」は「ヤ行」の音。ノルウェー語の「o」は基本的に日本語の「オ」と「ウ」の間、どちらに近いかといえば確実に「ウ」に近い(日本人が普通に「オ」と発音すると、「å」の音になる)。母音「o」の後は子音1つだけれど、この名前はなぜか短く発音されていた。「バルケ」は「ケ」が一番高くなる。 (2003/12/04)
#3 Arve Henriksen : アルヴェ・ヘンリクセン
ノルウェー語の「r」は基本的にしっかり巻く。この短いファーストネーム、強弱アクセントは「ア」にあり、高低アクセントは「ヴェ」のところにある。「ア」から「ル」へ下がって「ヴェ」で最初より高くなる。「ヘンリクセン」はその高低アクセントのためイントーネーションこそ英語と異なるけれど、普通に発音して問題ない。 (2003/12/03)
#2 Paal Nilssen-Love : ポール・ニルセン・ラヴ
「aa」は日本語の「オ」の音。ノルウェー語では普通、母音のすぐ後に子音が2つ続いていたらその母音は短母音、アクセントのある母音に後ろの子音が1つかなしだと長母音となる。なのでこの「aa」は伸びる。「aa」は「å」とも綴られ、発音は全く同じ。Pål と綴る名前の人もいる。後ろに子音が3つもくる「i」は短い「イ」。「Love」というファミリーネームは彼のイギリス人のお父さんに由来するものなので、普通に英語読みでOK。名字は「Nilssen-Love」でひとまとめ。「Nilssen-」は取っ払わないほうが無難。 (2003/12/02)
#1 Christian Wallumrød : クリスティアン・ヴァルムレ(ー)
ファーストネームは英語の「クリスチャン」とは異なる発音。「ch」は外来語綴りで「k」と同じ、同じ名前を Kristian と綴る人も多い。「w」も元々外来語系で、「v」と同じ音。「u」は後ろに「m」がきているため、例外的に「ウ」(何が通常かは後日)。「ø」は日本語の「エ」から唇を丸めるらしい。といってもよくわからないので、曖昧な「エ」、「エ」と「ウ」の間くらいってところか。「ウ」とカナをふる人も多い。語尾の「d」は発音されないことが多く、この場合も長母音の後で読まない(類似例:brød 「ブレー」(パン))。ノルウェー語ではこのファミリーネームに限らず、高低アクセントは最後にくることが多い。「ヴァ」から「ルム」まで下がって「レ」で一気に上がる。 (2003/12/01)
note:
ノルウェー語には強弱アクセントの他、高低アクセントがある。この高低アクセントは tonem (トネーム)と呼ばれ、2つのパターンがある。第1のパターンが下から上へ上がるもの、第2のパターンは最初の高さから一度下がり、そこから最初より高い位置へ上がるもの。ここで紹介しているノルウェー人アーティストのカタカナ表記で太文字になっているのはトネーム2で上がるところ。このトネーム2の発音が私にはとてもノルウェー語っぽく聞こえると同時に、発音上注意しなければならない点に思える。太文字のない単語はトネーム1に属する。 (2003/12/07)
はじめに〜
大体、ノルウェー語もろくにしゃべれないのにこんなコーナーを作ること自体が無理無謀。なのだけれど、一応、ここ何年かノルウェー人が話す固有名詞の発音には細心の注意を払ってきたので、より正しい音に近い(というかちょっとはマシな)発音とカタカナ表記を紹介していきたいと思う。
とはいえ、小さな間違いとかはきっと出てくるだろうと思うので、それはその都度修正予定(すいません…)。