(pickup 2009 vol 2 : 13 february 2009)
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money will ruin everything second edition ten years of rune grammofon |
レーベル Rune Grammofon のコンピレーションはそれぞれが明確にポイントを絞って製作されている。 Runeology とタイトルされているコンピレーションはこれまで 1〜3 の番号が振られた5種類がある。"Runeology" は2001年、イギリス The Wire 誌の付録として編集されたもの。"Runeology 2" (RCDS 2) は2004年にレーベルから発売されたもので、これと同じジャケットデザインでペーパースリーブの大きさが異なる日本盤 "Runeology" は2005年にボンバ・レコードから発売されたもので、"Runeology 2" とは収録曲が異なる。そして、"Runeology 3" (RCDS3 / RCDS3WIRE) は2007年に再びイギリス The Wire 誌の付録、そしてレーベルからの販売用として同時に製作されたもので、色違いジャケットで収録曲は全く同じ2バージョンがある。これらはいずれも発売の時点で、最近リリースされたものとリリース間近の作品からのコンピレーションである。 そして、Rune Grammofon というレーベルの音そのもの以外の方向性を示すのが 2006年に発売された "Until Human Voices Wake Us And We Drown" (RLP2050) だ。収録された曲は既にレーベルの通常盤で発表されたものばかりで新録や未発表曲はなし、フォーマットは10インチ5枚組、それぞれをペーパースリーブに収納、ブックレットとともにボックスセットとしてまとめられたまさしく「コレクターズ・アイテム」。 もう1つが、レーベルの音をよく耳にし、パッケージを手に取っているリスナーをターゲットとする(と思われる)、未発表曲を中心にレーベル周辺の音源までフォローしたコンピレーション3作品だ。1999年に発表された "Love Comes Shining Over The Mountains" は通常のリリースと同じパッケージだったが、2003年の "Money Will Ruin Everything" は Kim Hiorthøy によるアートブックにレーベルオーナー Rune Kristoffersen のインタビューまで付け、CDも2枚組という作りで、そのパッケージの大きさに相反して完全にソールドアウトとなった。2008年末にリリースされた "Money Will Ruin Everything 2" は、前作がソールドアウトになったのを踏まえ、ブックレット部分では前作をカバーしつつレーベルの新しい音を集めたものだ。またこのシリーズは、やや前後するものの、それぞれ順にレーベル発足から2年、5年、10年を記録するマイルストーンでもある。 1997年に発足したこのレーベルは、今年で12年目になる。既に年内のリリース予定はびっしり埋まっている。そんな中、もう間もなく正式に発表されるだろうが、レーベルはさらに新たな一歩を踏み出そうとしている。次の5年でどんな音を、どんなパッケージで届けてくれるのだろうか。 |
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BUT THE MUSIC GOES ON FOREVER - DISC 1 |
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| 1. Humcrush >> MySpace |
Mono Hum Thomas Strønen (per, elecronics) と Ståle Storløkken (key) のデュオ。"Humcrush" (2004年、RCD 2039、国内盤はボーナストラック3曲含)、"Hornswoggle" (2006年、RCD 2055)、"Rest Of At Worlds End" (2008年、RCD 2081 / RLP 3081、CDは11曲、MP3ダウンロード付2枚組LPは18曲収録) の3作品を RG から発表しており、さらに Sidsel Endresen (vo) との共演ライブ盤が控えている。また、Thomas Strønen は Food のメンバーとして3作品、ソロ名義(Pohlitz) で1枚(2作目も既に完成しているとのこと)、Ståle Storløkken は Superslent のメンバーとして6作品、Box のメンバーとして1枚、そして実質的に自身のグループと言える Elephant9 で1枚と、2人共にレーベルの常連である。収録されているトラックはオスロでのライブ録音。音数がかなり少なめながら、それぞれがらしい音を出している。やや Ståle Storløkken のカラーが強めに出ている。 |
| 2. Skyphone >> official >> MySpace |
Cloudpanic Thomas Holst、Keld Dam Schmidt、Mads Bødker のデンマーク人3人によるグループで、"Fabula" (2004年、RCD 2033、国内盤はボーナストラック3曲含) と "Avellaneda" (2008年、RCD 2071) のリリースがある。北欧的なエレクトロ・アコースティックだが、ノルウェーのグループ、特に RG からアルバムをリリースしているグループなどと比べて「毒」がないところがデンマークならではと個人的には思っている。収録されているトラックはセカンドアルバム "Avellande" のオープニングトラックで、アナログなキーボードなど楽器の音と控えめなグリッチでメランコリックなメロディーを綴っている。 |
| 3. Huntsville >> official >> MySpace |
Will Goes Hunting Ivar Grydeland、Tonny Kluften、Ingar Zach (主な楽器は順にギター、ベース、ドラム)の3人は、このグループ結成までは Grydeland と Zach が運営する SOFA レーベルなどで顕著なようにヨーロッパ的な即興演奏で知られていたため、エレクトロ・アコースティックなこのグループの音はかなりの驚きだった。アルバムは "For The Middle Class" (2006年、RCD 2058) と "Eco, Arches & Eras (2008年、RCD 2079) の2枚がある。収録されているトラックはトロムソでのライブ録音。無機質な音と有機的な音を上手く組み合わせたこのメンバーならではの音だ。 |
| 4. Scorch Trio >> MySpace |
Hys ノルウェーの誇る Ingebrigt Håker Flaten (el-b, electronics) と Paal Nilssen-Love (ds) のコンビにフィンランドの個性派 Raoul Björkenheim (el-g) をぶつけたトリオで、"Scorch Trio" (2002年、RCD 2025) 、"Luggumt" (RCD 2040 / RLP 3040、原盤CDは6曲、原盤2枚組LPは10曲、国内盤CDは8曲収録) と "Brolt" (RCD 2074 / RCD 3074、原盤CDは6曲、原盤2枚組LPと国内盤2枚組CDは10曲収録)、その間に RG がリリースできず自主制作盤となったライブ盤 "Live In Finland" (2007年) がある。"Hys" は "Brolt" 収録(どのバージョンにも収録されている)の1曲。ざっくりとした演奏のアップテンポな曲で、リラックスした雰囲気すら伺える軽快なトラックだ。 |
| 5. Ultralyd & N-Ensemble >> official (N Collective) >> MySpace (Ultralyd) |
Conditions For A Piece Of Music II Ultralyd は、フルアルバムとしては "Ultralyd" (2004年、FMR Records) 、"Chromosome Gun" (2005年、Load Records)、そして RG から "Conditions For A Piece Of Music" (2007年、RCD 2065) のリリースがある、暗黒ロックから即興演奏、現代音楽までカバーするグループ。メンバーは Kjetil D. Brandsdal (b), Anders Hana (g), Morten J. Olsen (ds, vib, per), Kjetil Møster (sax、2005年夏に Frode Gjerstad に代わり加入)、Hana と Olsen はデュオ MoHa! として RG にも4作品があるが、音楽は全く異なる。収録されているのは彼らの母体であるオランダを拠点とするアーティスト・ネットワーク N Collective 周辺のミュージシャン7名を加えた総勢11人、出身もノルウェー、オランダ、ドイツ、スペイン、イギリスと多国籍なアンサンブルによる2007年5月、ベルゲンでのライブ録音。曲は "Conditions For A Piece Of Music" に収録されていたもののロングバージョンで、インプロではなく完全に書かれた音楽(作曲は Morten J. Olsen、ブックレットにバドミントンのラケットとシャトルを持って写っている)。ここでのメンバーは Carlos Glavez (cl), Mike Schmid (fl), Robin Hayward (tu), Jef Carey (laptop), Dirk Bruinsma (ss), Matthias Engler (per), Bjørnar Habbestad (fl), Kjetil Møster (sax, cl), Anders Hana (g, bariton g), Kjetil Brandsdal (b), Morten J. Olsen (vib, per), Koen Nutters (cond)。>> 写真1、2、3 |
| 6. Archetti / Wiget >> official >> MySpace |
Stück 26 RG の数少ないスカンジナヴィア外のアーティストで、イタリア出身でスイス在住の Luigi Archetti (g, electroncis) とスイス出身の Bo Wiget (cel, electronics) のデュオ。"Low Tide Digitals" (RCD 2019) と "Low Tide Digitals II" (RCD 2046) のリリースがある。作品(曲)に通し番号を振るのはもはや RG では珍しくないが、このグループは過去2作品を通して番号を振っている。ミニマルと言っていいほどに音数の少ないトラックで、特にキリキリと動き回る電子音の後ろに流れるアコースティックな音は、鳴っていない時間も長いほど。 |
| 7. Opsvik & Jennings >> official >> MySpace |
Leaves and Smoke ノルウェー出身で長くニューヨークを拠点に活動している Eivind Opsvik とアメリカ出身の Aaron Jennings によるデュオ。2人はそれぞれ基本的にはベーシストとギタリストだが、エレクトロアコースティックなこのデュオでは共に様々な楽器をこなしている。ここに収録されているトラックは特にアコースティックな楽器の割合が大きく、素朴なインストポップ。ファーストアルバム "Fløyel Files" (2005年)はアメリカのレーベル NCM East から、セカンドアルバム "Commuter Anthems" (2007年)を RG からリリース、既に仕上がっているという3作目 "A Dream I Used To Remember" は Eivind Opsvik が共同運営するレーベル Loyal Label から、2009年5月にリリース予定となっている。 |
....to be updated... |
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| 8. Phonophani >> official |
The Atlantic |
| 9. Food / Nils Petter Molvær |
Tukpa |
| 10. Deathprod |
A Dream For Ted Greene |
| 11. Susanna >> MySpace |
Goodbye |
| 12. In The Country >> official >> MySpace |
Ashes To Ashes |
BUT THE MUSIC GOES ON FOREVER - DISC 2 |
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| 1. Susanna And The Magical Orchestra >> official >> MySpace |
When I Am Raid |
| 2. Arve Henriksen >> official >> MySpace |
No Horizon |
| 3. Nils Økland |
Passacaglia |
| 4. Eivind Opsvik Overseas >> official >> MySpace |
Neil |
| 5. Shining >> official >> MySpace |
21st Centuery Schizoid Man |
| 6. Jono El Grande >> official >> MySpace |
Eva's Horse Dance |
| 7. The Story Of Modern Farming >> MySpace |
Christ |
| 8. Maja Ratkje >> official >> MySpace |
Die Ballade Vom Ertrunkenen Mädchen |
| 9. Supersilent |
C-6.1 |
| 10. Box >> official >> MySpace |
Untitled 6 |
| 11. Svalastog |
Timberwork |
| 12. Alog / Spunk >> official (Alog) >> official (Spunk) |
Picnic Avec |
| 13. Jessica >> MySpace |
Daniel |
2008; Rune Grammofon RCD2072 |
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