<< 2001 Vol. 5 (2001/010/02) >>
| films by Fridrik Thor Fridriksson (b. 1954) music by Hilmar Örn Hilmarsson (b. 1958) |
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Childeren of Nature Börn Náttúrunnar 1996; Touch; T33.14 |
Angels of the Universe Englar alheimsins 2001; Fat Cat; FATOST-CD01 |
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| 1. Ars Moriendi 2. Charon 3. Sudurgata 4. Farm 5. Snatis's Death 6. Journey 7. Escape 8. Coffin 9. Ascension 10. Titles 11. Aerophilia 12. Pretty Angels |
1. Approach / Dream 2. Memory 3. The Black Dog and the Scottish Play 4. Degradation 5. Over the Bend 6. Colours 7. Journey to the Underworld 8. Shave 9. On the Road 10. Anothre Memory |
11. Relapse 12. Come 13. Schiller in China 14. Helpless 15. To Morituri... 16. Bíum bíum bambaló 17. Death Announcement and Funerals |
| 1991年の Fridrik Thor Fridrikson 監督の長編2作目"Children
of Nature" はアカデミー外国語映画賞ノミネート(1992年)を始めとして世界中の注目を集め、監督の出世作となった。これが『春にして君を想う』というタイトルで日本で公開されたのは1994年の春。そしてちょっと記憶から消えかかった頃にひょっこりイギリス
Touch レーベルからサウンドトラックがリリースされたのが1996年。 ストーリーは現在のアイスランド。レイキャヴィークの老人ホームで数十年ぶりに再会した2人の老人(男性と女性)が人生最後の時を生まれ故郷で迎えたい、という一心で老人ホームを抜け出し、故郷(とんでもなく辺鄙なところである)へ向かう、というロードムービー。 その地の果てのような非現実的なまでに美しい映像は脳裏に焼きついていたが、さて、どんな音楽だったか、とサウンドトラックを聴いた途端、あの映像がいっぺんによみがえるような気がした。 全体的に青を基調とした画面、厳しい大自然といった映画のイメージをそのまま音にしたようなサウンドトラック。ストリングスの演奏を中心とした壮大なスケールのオリジナルスコア。 アルバムに収録されているのはオリジナルスコアだけだが、映画には印象的な曲が他に2曲挿入される。1つ目は「われはキャンドルに火をともす」という、アイスランドでは古くから埋葬の時に歌われるという歌。もう1つは Björk がメンバーだったことで有名なアイスランドのグループ The Sugarcubes。主人公の老人と現代的な孫娘との対比を描くシーンでステレオから大音響で "Cold Sweat"(The Sugarcubes のデビューアルバム "Life's Too Good" に収録)が流れる。これもアイスランド。 尚、このCD、ブックレットが充実していて、まるで映画のパンフレットのように映画のシーンの写真が載っている。 |
映画を観る前にサウンドトラックを聴いてしまうのは、映画を観るときに気が散るので本当はあまり好きではないのだが、何時になるか分からないアイスランド映画の日本公開なんて待ってもいられない。 アイスランドの作家 Einar Már Gudmundsson の同名小説を映画化したもので、この小説は Nordic Prize of Literature という賞を1995年に受賞しているそうだ。 登場する人がみなどこかヘン、という Fridrik Thor Fridriksson らしい設定は小説の映画化となっても変わらないようだ。主人公は比較的若い人、舞台となるのも現代。 手元にある音楽のほうは、始まりこそ Hilmar Örn Hilmarsson らしいストリングスやシンセサイザー系の音を背景に、アコースティックギターが鳴るといった曲が並ぶ。しかし時々、パーカッションやドラムが入る曲があったり、不穏な雰囲気を漂わせたりする曲もある。 このサウンドトラックの話題の1つは最後の2曲を演奏するアイスランドのグループ Sigur Rós。1999年のアルバム "Ágætis Byrjun" (=Good Beginning) で世界的に有名になったこのグループによる2曲はEP "Ný Batteri" に収録されていた曲。漂うような、しかしかなり重たい雰囲気、そして彼ららしくミディアムというかスローテンポの力強い曲、とてもアイスランドらしいこのグループの音はきっと Fridriksson の映像にぴったりだろう。ちょっとヘビーかとも思うが、そういう映画なんだろうか。 このアルバムをリリースする Fat Cat もイギリスのレーベル (Sigur Rós のアルバムもここからリリースされている)、2001年10月にはイギリス各地でこの映画と Sigur Rós の2本のビデオ ("Svefn-G-Englar" と "Vidrar Vel Til Loftárása") の上映会があるそうだ。 |
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...iceland?
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| * see also >> Sigur Rós |