<< 2001 Vol. 8 (2001/10/30) >>

Uri Caine
rio Rio

2001
Winter & Winter
910 079-2

トロピカルなジャケット、アートワークでひときわ目を引く"Rio"、今年の6月、ブラジル・リオデジャネイロでの録音。ブラジルのミュージシャンとの共演で、私のわかる範囲でも少なくとも何人かは Joyce や Bebel Gilberto、Caetano Veloso らとの共演で名前を見かけるミュージシャン。

サンバをモチーフにした音楽、心地よいリズムと開放的な雰囲気。演奏は非常にシャープで小気味よい。 Uri Caine のキレのよいリズミカルなピアノがぴったりはまっていて、しばらくあの Uri Caine が弾いていることをすっかり忘れてしまって聴いてしまった。

ところでこのアルバム、クレジット等の表記がポルトガル語(しかもブラジル・ポルトガル語)。念のため、bateria はドラム、baixo はベース、violão はアコースティックギター、voz はボーカル。 最後には Uma Produção Winter & Winter と徹底している。
Uri Caine (piano, teclado fender rhodes)
Paulo Braga (bateria, percussão)
Jorge Helder (baixo acústico, baixo eléctrico)
Lula Galvão (violão)
Jair Oliveira (violão, voz)
Kacau Gomes (voz)
Cris Delanno (voz)
Humberto Cazes (percussão, pandeiro, reco - reco demola, tamborim, triângulo)


gravação digital em vários lugares do Rio de Janeiro, Brasil
8 até 13 de Junho de 2001
1. Samba do Mar
2. Dia de Praia
3. Teu Chamego
4. Revolucionário
5. Bondinho de ...
6. Combatente
7. Samba do Fogo
8. Raquel
9. Arpoador
10. Assalto Dultural
11. Na Lapa
12. Samba da Terra
13. Um Minuto só
14. Choro Maluco
15. Samba da Rua
16. Akalanguiado
17. Adeus
18. Samba do Vento
bedrock Bedrock

2001
Winter & Winter
910 068-2

Tim Lefebvre と Zach Danziger は "Boomish" なるユニットでドイツをベースに活動しているミュージシャンで、Uri Caine による バッハのビックリ解釈 "The Goldberg Variations" (2000; W&W 910054-2) にも揃って参加していた。
このアルバムは2001年ニューヨークでの録音、基本的にトリオの演奏で、テクノ系ビートを取り入れた音楽、Uri Caine のフェンダーローズ、エレクトリックベース、アコースティックドラムが作り出す音がとにかく格好いい。 Boomish らしいサンプリングによる音源も取り入れられている。前半はどちらかというとヨーロッパ的なクールな感覚のテクノなのだが、後半、ゲストが入ったりしてくるあたりから怪しくなり、最後の曲になってみると、最初とは全く違う雰囲気になってしまっていることに気づく。人を食ったような笑いが入ったり効果音が入ったり、で、Uri Caine のピアノがブチンと途中で切れて終わり唖然。
Uri Caine (piano & Fender Rhodes electric piano)
Tim Lefebvre (bass)
Zach Danziger (drums and additional sounds)
with
Pete Davenport (vocals on #11)
DJ Logic (turntables on #8 & 11)
Jessie System (vocals on #9)



digital recording at Sound on Sound, NYC, USA
March 8th, 2001
1. Our Hour
2. Nymphomania
3. Fang
4. Skins
5. Humphrey Pass My Way
6. Flagrant Fragrant
7. Toe Jam
8. Red Eye
9. Lobby Daze
10. J. Edgar Hoover in a Dress
11. Root Canal
solitaire Solitaire

2001
Winter & Winter
910 075-2

ドイツ・ミュンヘンの南、というよりオーストリアのインスブルックに近い エルマウ城で録音された Uri Caine のソロピアノ・アルバム。

圧巻。明るめのタッチは冴え、ジャズと現代音楽の間の微妙なところで、作曲された楽曲とインプロヴィゼーションが絶妙に交錯している。

最初から5曲目まではアップテンポ、尽きることのないフレーズの連続、そのあとふっと現れるスローテンポの #6 との対比が鮮やか。

その後も軽快、ダイナミックなのに流れるようでもある。

収録曲のうち、#11 はスタンダード、#13 は Lennon / McCartney、あとは Uri Caine のオリジナル。現代音楽(現代的なクラシック)よりに感じられる演奏、そのなかにひょっこり顔をだすスウィンギーなナンバーが、ユーモアさえ感じさせてちょっとリラックスと、心憎いばかりにうまい。
Uri Caine (piano)


24 bit digital recording with no processing
at Schloss Elmau, Germany
November 22nd, 23rd, 2000
1. Say It In French
2. As I Am
3. Roll On
4. Sonia Said
5. Beartoes
6. Inhaling You
7. Hamsin
8. Solitaire
9. The Call
10. Snort
11. All The Way
12. Twelve
13. Blackbird
14. Anaconda
15. Country Life

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