<< 2001 Vol. 9 (2001/11/19) >>


von

von hope

1. Sigur Rós victory rose
2. Oögun
dawn
3. Hún Jörð ...
mother earth
4. Leit að lífi
seach for life
5. Myrkur
darkness
6. 18 sekúndur fyrir
18 seconds before sunrise
7. Hafssól
the sun's sea
8. Veröld ný og óð
a world, new and crazed
9. Von
hope
10. Mistur
mist
11. Syndir Guðs (Opinberun frelsarans)
sins of god (refelation of the savior)
12. Rukrym
"ssenkrad"

1997; Smekkleysa sm/ehf
SM 67 CD
SIGUR RÓS
VICTORY ROSE


Sigur Rós, in the beginning:
Jón Þór Birgisson (vo, g)
Georg Holm (b)
Ágúst Ævar Gunnarsson (ds)


アイスランドのコンピレーション盤への参加を経て録音されたファーストアルバム。怖いジャケだが、プラスチックケースが紫色のため実物はもっと怖い。

バンド名を冠した#1、いつまでたっても歌は入らない。その辺の音響系も真っ青なアンビエント。国は違うがムンクの「叫び」の夜バージョンみたいな音。実際まさしく叫びにならない叫びみたいな声も入っている。しかもこの曲が10分近い大作。そこへ一筋の光のように #2 が差し込む瞬間が何度聴いてもスリリング。「夜明け」というタイトルに相応しい、ちょっと宗教音楽的な神々しささえある曲。この2曲で既に16分。ただごとではない。

全体的に歌の入らない曲も多く、歌も形のはっきりした輪郭のないものが多い。ギターも、後にあの特徴のあるスタイルに定着する前段階の様相。アンビエントな曲のほか、イギリスのギターロック系の影響もちょっとうかがわせるようなナンバーもある。

シンプルな編成のバンドのデビュー盤にしては凝った音作りがされていて、結構考えて作りこんだ感じがする。
奇妙なタイトルの最終トラック #12 は実はアルバム中最もUKロックっぽいビートの #5 の逆綴り、勘のいい方ならこれを見ただけでこのトラックがどういうものかお分かりかもしれない。



デビューアルバム「希望」の後のリミックスアルバムは「失望」。尚、英語タイトルは "recycle bin" であまり面白くない。

デビューアルバムの曲を様々なアーティストがリミックスしたもの。テクノ系ビートを入れたものが多いが、そればかりではなく、結構バラエティーに富んでいる。
オリジナルではかなり地味な印象だった "leit al lífi" が Sigur Rós 自らのリミックスを含め3曲も収録されている。どちらかというとアンビエントな原曲がかなり大胆にリミックスされている。

個人的には #2 の múm が、múm 節炸裂といった感じで印象に残った。さすが。


1999年に前2作同様アイスランドのレーベルからリリースされたセカンドアルバム "Ágætis byrjun" は、じわじわ話題を呼び、イギリスの Fat Cat レーベル、ついでアメリカでも発売になり、そして今年2001年10月についに日本でも発売になった。アイスランド語、それに "Hopelandic" なるアイスランド語と英語を合わせた造語で歌われる歌詞、そんな音楽がこれほどまでに世界中で受け入れられるというのは、ちょっと例をみない現象のように思われる。

"Intro" 、さりげなく前作 "Von" の最終トラックと同じ手法でスタート。それにしても前作を聴いてから改めて本作を聴くと、このアルバムでこのバンドがとてもポップに大化けした、といわざるを得ない。

シングルにもなった "Svefn-g-englar" を始めとして、美しいメロディーを持つ曲が並ぶ。スローからミディアムテンポを中心とした曲は幻想的、浮遊感が漂い、とても「北」の音。まさしく地の果て(もしくはあの世か)からやってきたサウンドといった感じだ。
エレクトリックギターをヴァイオリンの弓でこすって出す、独特のぎゅぅぅんと歪んだ音もこのアルバムからはっきり聴き取れる。
一聴しただけでは女性ボーカルかと思うようなファルセットの高い声も「歌」がはっきりした本作ではとても印象的。それでもメンバーは歌詞を伝えることや歌よりもインストパートのほうが大事だという発言をしている。

サウンドは前作もかなり凝ったつくりだったが、本作でもストリングス、ホーンをはじめとして色々な音が取り入れらている。"Svefn-g-englar" の「ぽーん」となる音、たいした音ではないのにあの曲の印象を決定付けるような不思議な存在感がある。


来日公演ではかなりの新曲が披露されていた。なかでも印象的だったのは、ボーカルそっちのけのヘビーなナンバーだった。すでに次のアルバムの準備を始めていて、その内容はよりシンプル、ドラマチックなものは減る、とのこと。
その方向性や、スポークスマン的な Georg 以外は取材をあまり好まないとか、テレビ出演や雑誌のインタビューのオファーも気に入らないと断ってしまうといったなかなかの「武勇伝」も伝えられる。
ポップに大化けした後、初めて衆人環視の中リリースされるアルバムはどんなものだろう。


Sigur Rós of today, after the good beginning:
Jón Þór "Jonsi" Birgisson (vo, g)
Georg Holm (b)
Kjartan Sveinsson (key)
Orri Dýrason (ds)



von brigthi

von brigði
dissapointment


1. syndir guðs [recycled by biogen]
2. syndir guðs [recycled by múm]
3. leit af lífi [recycled by plasmic]
4. myrkur [recycled by ilo]
5. myrkur [recycled by dirty-bix]
6. 180 sek. gyrir sólarupprás [recycled by curver]
7. hún jörð ... [recycled by hassbræður]
8. leit af lífi [recycled by thor]
9. von [recycled by gus gus]
10. leit af lífi² [recycled by sigur rós]

1998; Smekkleysa sm/ehf
SM 67 CDR



agaetis byrjun

ágætis byrjun
good beginning


1. Intro
2. Svefn-g-englar
sleep walker
3. Starálfur
staring elf
4. Flugufrelsarinn
the fly freer
5. Ný batterí
new battery
6. Hjartað hamast (bamm bamm bamm)
the heart pounds (boom boom boom)
7. Viðvar vel til loftárása
good weather for air strikes
8. Olsen Olsen
9. Ágætis byrjun
good beginning
10. Avalon
Avalon

1999; Smekkleysa sm/ehf; SM 79 CD
2000; Fat Cat; FATCD11
* see also >> soundtrack of "Angels of the Universe" and other Icelandic films...
>> live report of 2001 Japan Tour
For English translation from Icelandic, I referred to:
some dictionaries,
"Iceland Review" magazine issue 4/1999 and 3/2001,
and the great fan site http://www.sigur-ros.co.uk/.
Thank you!

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