<< 2002 Vol. 3 (2002/02/12) >>
| Röyksopp |
Svein Berge &Torbjørn Brundtland |
Melody A.M. *** track listing CD: 01. So Easy 02. Eple 03. Sparks 04. In Space 05. Poor Leno 06. A Higher Place 07. Röyksopp's Night Out 08. Remind Me 09. She's So 10. 40 Years Back \ Come LP: A01. So Easy A02. Poor Leno B01. Eple B02. In Space C01. A Higher Place C02. Röyksopp's Night Out D01. Remind Me D02. She's So D03. Sparks *** 2001; Wall Of Sound WALLCD027 WALLLP027 *** |
Röyksopp はノルウェー・ベルゲン出身の2人組。グループ名、ノルウェー語綴りでは本当は
røyksopp。 røy'k/sopp -en, bot. puffball (Lycoperdon) 「ホコリタケ」というちょっと奇妙なキノコの名前。発音は(あまり自信がないけれど)「ロイクソップ」と「レイクソップ」の間くらい。イギリスのレーベル Wall Of Sound から去年 2001年の10月にリリースされたこの "Melody A.M." が彼らのファーストアルバム。既にシングル "Eple" (=「りんご」)がノルウェーの音楽シーンで話題になり、その後の注目のリリース。 どうも彼らはテクノ系と捉えられているようだけれど、アルバム全体を見ると簡単にその中に納まらない音。シングルの "Eple"、去年11月に新しくシングルカットされた "Poor Leno" なんかは確かにテクノ系ビートが強いけれど。いずれもあまり早くないビート、スペイシーなサウンド、確かに北欧系という温度の低さ、そしてなによりとても不思議な浮遊感の漂う音楽。 そのシングル "Poor Leno" はボーカルが入っていて、その声もまたソフトで浮遊感が漂う。その同じ声が再び "Remind Me" で出てきたときに、あ、この声の主は!と初めて気付いた。歌っているのは同じノルウェー・ベルゲン出身のアコースティック・デュオ Kings Of Convenience の片方、Erlend Øye。KOC の、いつもはリードボーカルをとっていない、ひょろりと背の高いめがねをかけたほうの人。個人的にはシングルの "Poor Leno" よりもこの "Remind Me" のほうが、彼の優しいふわりとした歌が心地よくてよい。作曲のクレジットも Röyksopp と彼の共作になっているが、なんとなくメロディーが KOC を思わせるようでもある。 ボーカル入りトラックがもう1曲。"Sparks" という、沈み込むようなビート、ちょっとセンチメンタルなメロディーのこの曲、ちょっと鼻にかかった女性ボーカルが入る。歌っているのはノルウェー出身で、 Bel Canto などのグループで知られる Anneli Drecker。 私が最初に2枚組LPでこのアルバムを聴いた時には1面に2曲ずつ、最終面のみ3曲とレコードをひっくり返すのに大忙し。けれど1面ごとにカラーがあり、とてもよく考えられた並べ方、最終面の最後で Anneli Drecker の歌が静かに流れるという構成。 その後CDで聴いてみて、1曲多かったというのもさることながら、曲順が全然違っているのに驚いた。LPの曲の並びがあまりにも上手かったのでなかなか馴染めないけれど、かなり考えられている。CDとLPで若干バージョンが違う曲もあり。 ノルウェーの今年の賞関係を総なめにしてしまっている Röyksopp、ポータブルプレイヤーに入れて外で聴きたいようなとても気持ちのよい音楽。 |
| Poor Leno EP 01. Poor Leno (Edit) 02. Poor Leno (Sander Kleineberg's Northern Beach Mix) 03. Poor Leno (Röyksopp's Istanbul Forever Take) |