<< 2003 Vol. 4 (2003/07/21) >>
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HÄPNA
1999年ストックホルム。できたばかりの小さなレーベル Häpna は、その記念すべき最初の作品として日本人のフィールドレコーディング作品をリリースした。それから4年が経ち、そのなんとも捉えようのない不思議な音楽は少しずつ日本でも知られるようになってきた。 2003年6月、Cookie Scene 誌に Häpna についての短い原稿を依頼され、疑問に思っていたことを少しだけ聴いてみようとレーベルオーナーの片方 Klas Augustsson に質問を送った。記事はごく短いものだから、少しコメントをくれるだけでいいよ、と言ったけれど、案の定丁寧に答えてくれてしまった。短いけれどレーベルの本質みたいなものを丁寧に説明してくれているので、Klas の許可を得てここにほぼ全文をそのまま掲載させてもらうことになった。 HÄPNA ■ どのようにしてレーベルを始めたのですか? Klas Augustsson : 何年かの間、僕と Johan Berthling はレーベルを始めようって話をしてたんだ。僕たちは長年の友達で、似たような音楽的なアイディアを持っていた。で、ある日「やってみよう!」ってことでお気に入りのアーティスト達何人かにメールを送ってみたんだ。いくつかいい返事をもらったから、引き返せなくなっちゃったんだよ! ■ レーベル名 "Häpna" はどういう意味なのですか? Klas : スウェーデン語で「驚かされた」 (be amazed) という意味で、1950年代のスウェーデンのSF雑誌の名前でもあるんだ。僕たちはジャンルにとらわれないし、それぞれの作品は全然違うものだから、この名前が相応しいと思ったんだ。程度の差はあるけれど、どの作品も「驚き」と言えると思うよ。 ■ Häpna の作品はとてもカテゴライズしにくいものばかりですね。即興演奏からフィールドレコーディングまで様々で、幾つかの作品は文字にすることすら難しいと言えます。それからスウェーデンのアーティストの作品が多いけれど、最初の作品は日本人のアーティストのよるものでしたし、シカゴのアーティストも取り上げています。どういったポイントでアーティストやレコーディングを選んでいるのですか? Klas : Johan と僕は2人ともジャンルの真ん中にある音楽はあまり好きじゃないんだ。僕達が好きなのはカテゴライズしにくいものや、ジャンルをまたぐようなものなんだ。それから、僕達はシリアスで正直で妥協のない音楽も好きだ。 そういうわけで時によっては、明確なコンセプトがあるものもあるよね。例えば角田俊也のフィールドレコーディングとか、Sagor & Swing みたいにシンプルでナチュラルな音楽とか。でももっと複雑でノイジーなものも可能なんだ。僕達は何が Häpna の音楽かということについてはほとんど議論したことがなくて、それは僕達が「感じる」ものなんだ。 スウェーデンのものか他の国の音楽かというのは全然問題じゃない。もちろんスウェーデンのアーティストのサポートをして、ここスウェーデンの音楽シーンに何かすることができれば嬉しいけれど、重要なのは音楽がどんなふうか、ということなんだ。 ■ これからの予定は? Klas : 今年の秋に Sagor & Swing の3作目、それに Tape の新作をリリースする。Tape の CD は日本でも Cubic Music からリリースされる予定だよ。Cubic Music からは Tape のファーストアルバム "Opera" の、David Grubbs 、Oren Ambarchi、Stephan Mathieu 等によるリミックス盤もリリースされる。それからDavid Grubbs と Loren MazzCane Connors のアルバムも予定している。 ■ 何か他にあれば何でも…。 Klas : うん、インタビューありがとう! そうだ、忘れてた。 Tape が今年の秋日本へ行くよ。多分11月20日で、1週間くらいの短いツアーをする予定になっている。この日本公演は Cubic Music が企画してくれているよ。 |
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please visit and try Häpna's music >> www.hapna.com |
special thanks to Klas Augstsson @ Häpna